第25話「閑話:ヴェルドラ日記」
25話より ©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会
「転生したらスライムだった件」第2話見ました。今回はその感想。
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竜
感想もなにも99割総集編でしたね。一応ヴェルドラの視点から語っているところはありますが基本はヴェルドラとイフリートの雑談。もはやラジオでした。
ヴェルドラが俗世にハマっていく様は面白く、それに対して何にも染まっていないイフリートの冷たい合いの手がこれまたよかったです。
なぜ総集編なのか
なぜ25話が総集編だったのか。そもそも24話はシズ視点の外伝でした。2話も続けて本編とは関係ない話数を本編終了後に持ってくる必要があったのだろうか。
25話が総集編になった理由の一つは2期制作決定ではないかと推測される。どのタイミングで2期が決まったか分からないが、本来転スラは25話完結で作る予定だったのではないか。そして終わり方はアニメオリジナルの内容を計画していたのではないか。
しかし評価が高かったのか2期が決定し、オリジナルな終わり方では2期で原作の内容をできないことからキリの良いところで終わろうと考えた。その結果が23話の子どもたちに上位精霊を宿して終わりという結末。
23話の後半も回想による振り返りが入っていたから多分そのタイミングでアニメオリジナルの最終回への物語が始まる予定だったのではないかと思う。
しかし2期が決定したため内容を改める必要が生じた。その結果が24話のシズの外伝。でもそれなら23話で精霊との話を割愛せず、そこを描けば尺が稼げたのではないか?とも思う。まあほんとのところはよくわからないしこれはすべて妄想なんですが、もう一つ考え付く理由がある。それはもともと総集編を入れる予定だった。
2クール作品で総集編が入ることはよくある話だ。それこそ万策が尽きたときに総集編で時間を稼ぐという手法がある。実際「BEATLESS」は総集編を4回も入れていたし、「ReCREATORS」は1クール目と2クール目の間に総集編を入れている。
「転スラ」の制作陣も万策が尽きた用にもともと24話構成の1話総集編として制作に取り掛かっていたのではないか。しかしスケジュールは予定通り進み、2クール目に入るときに総集編を入れるほど危機的状況ではなかった。だから25話に総集編を持ってくることにした。どちらかというとこっちの方がしっくりくる。
まあどっちもアニメオタクの単なる妄想であり、なぜ25話が総集編なのかはスタッフしか知りえないことなのでわかりませんという締め方になって、どこぞの「いかがでしたかブログ」みたいな終わり方になることが心苦しいが、私としては最初から総集編をする枠があったけど使わずに最後まで来ちゃったてへぺろという感じだと思っている。
だからあんまり総集編かよと文句を言わなくてもいいんじゃない?と思うのである。
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