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第12話感想「ある2人の女の子のお話」【エガオノダイカ】

エガオノダイカ 第12話「笑顔の代価」

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©タツノコプロ/エガオノダイカ製作委員会

2019冬アニメ「エガオノダイカ」第12話。最終回です。

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ステラとレイラ

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 ステラとレイラがようやく出会ったかと思えば瓦礫の下敷きになるレイラ。待ってよ…。ステラはレイラが母であることに気づかない。幼少期の頃だから母の顔も覚えていないのか。こんなつらいことはない。

ユウキとステラ

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 最終回にしてユウキとステラがとうとう出会う。しかしすでに最終局面クライマックス。クラルスを無に帰そうとするユウキを止めようとするステラだが、ゲイル隊長の「見届ろ」という言葉に感化されユウキ王女の行動を止めず、自らの手でクラルスを停止させる。

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 とてもきれいな雰囲気を醸し出しているが地上では争いが起こっていると思うと早く止めてやれと思わないこともない。クラルスを停止させる装置の演出はきれい。機械はすべてガラクタになり、戦争も終わりを迎えた。

2人の女の子のお話

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 ED後のCパート。戦争は終わりを迎え、クラルスのない環境で人々は新たな一歩を踏み出していた。クラルスがなくなって世界はもう少し混沌と化すのかと思えば作物が育ってむしろ食糧問題は解決した感じなのだろうか。まあそういう後の世界のことは考えるなと言われているような最後の言葉「遠い遠い星に生まれたある2人の女の子のお話」。これにはびっくり。タツノコプロ55周年記念作品とのことで期待して最後まで見てきたけど結局よくわからない作品でした。

まとめ

 今思えばヒマワリが咲かないのはクラルスの代価の大きな伏線だったわけですし、笑顔の代価はクラルスを放棄することだったわけだが、クラルスを止めたわりには世界は平和に満ち溢れていて車も走っていて、クラルス止めてもそんなに影響なかったのかな?と感じてしまうほど平和な終わり方。

 なんか今までのお話は何だったのか・・・と思うぐらい戦争のせの字もない世界になってきょとんとしてしまった。からの「二人の女の子のお話」と言われ、はいそうですかと言わされているようなもの。世界観もテーマも良かっただけに最後の言葉は無理やり収めた感じにも見えてしまい少し拍子抜けです。

 エガオノダイカダブルヒロインで二人がどこかで交わるのかと思えば結局最後のみ。お互いの視点を交互に描いた分、尺がなくなって長い話を描けずなんだか微妙な感じになってしまったのかなと。決してつまらないわけではないのだけど面白い!!と声を大にするのは難しい。

 まあ「エガオノダイカ」は二人の女の子のお話なんで。ユウキとステラの笑顔が眩しかったね、でいいのかな。

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