2019冬アニメで一押し作品「上野さんは不器用」。15分アニメで2つのエピソード構成となっているので、1つの話が6分程度のショートアニメのテンポで無駄がなく見やすい。また、同じく2019冬アニメの「かぐや様は告られたい」。こちらは30分アニメですが3つのエピソードが入った構成となっていて、1エピソード8分程度の構成となっているためテンポが良い。
こうしたテンポ感は非常に大切で、1つのエピソードを薄く伸ばして30分アニメで持ってくるとテンポは悪いし内容も薄いしで見ているのが苦痛になったりしてくる。
近年の15分アニメというと「アホガール」や「たくのみ。」などがあり、こちらもテンポがよくて非常に見やすい作品となっていた。30分アニメでも前半後半でエピソードが変わる構成もあるし、1話1エピソードよりも、1話2エピソードや1話3エピソードの方が、このエピソードは微妙だったけどこっちは面白かったなとなって総合的な評価は高くなるように思う。
もちろん長編の作品の少しずつ伏線や謎が出てきて後半に回収していく話は見ごたえがあるし面白い作品はとても多い。ですが、気軽に見るアニメなら断然テンポ感が良くて楽しめる作品がよくて、そういった点で今期の「かぐや様」や「上野さんは」は非常に見やすい。そして面白い。という話。
テンポが悪い作品というと先日終わった「ラディアン」。話は面白かったですが、一つのエピソードの話が何週も続いてまだこの話続くの?と少し飽きたりもしました。2期があるのはとても嬉しいですが、2期はもう少しテンポ感いいと嬉しいです。
そんなテンポの話でした。おしまい。