バンドリ
2017冬アニメの「BanG Dream!」(以下バンドリ)。1話放送が1月21日と他作品に比べて2週間近く遅く始まり話題となっていたアニメ。どうして1話放送が遅いのかについてこんなツイートを見かけました。
バンドリのアニメが1/21開始なのは「アニメは1話と2話までで切る人が70%ぐらいいるので、3話目が放送される週からやったら切られないだろう」という考えからだそうです(昨日のミルキィのライブの前座で社長が言ってた
— モッチー持田 (@mottymochida) 2017年1月1日
#ばんばんバンドリ
確かに1話2話まで見てそれ以降の視聴継続をするかしないかを決める人が多いかと思います。切られていくアニメを横目に新規性を持った1話が始まるわけですから、みんな1話は見てくれるだろう、そしてそのまま見てくれると考えたわけですね。まあそれでもつまらなければ切られるだろうと思うのですが、試みとしては面白いです。ただ遅く始まった分遅く終わるだけで、最終回が始まる時はすでに次期のアニメが始まっているので、最終回がよかったとしても次期アニメの新規性にのまれないか心配なところです。
共感性羞恥
そんなバンドリですが、先日3話が放送されました。3話はベースの牛込りみ勧誘回でAパートまでは普通に楽しく見ていたのですが、Bパートの中盤からちょっと見るのがつらくなってきて途中で視聴を断念してしまいました。見るのをやめる原因となったのが「共感性羞恥」。怒り新党でも取り上げられて認知度が高まってきている「共感性羞恥」ですが、以下のような現象をさします。
他人が恥をかく、叱責される、失笑を受ける、非難される・・・・・などの光景を実際に、あるいはドラマ、マンガなどを通じてみたときに、まるで自分がそれらを受けているように動揺、委縮し羞恥心を感じる現象。
とにかく自分じゃない誰かが恥をかくと、自分が恥をかいているように感じてしまったりすることで、バンドリ第3話にはとにかく恥ずかしいシーンがあったのです。簡単に説明すると「バンド初心者の子がライブハウスのステージで1人、きらきら星を熱唱し始める」。私は最初の1分も見られなかったのでその後どのような展開になったのかわかりませんが、とにかく歌い始める前、ライブハウスのステージに主人公が立った瞬間からこの共感性羞恥を感じ始めて一時停止を押してしまいました。その後シークバーでこの場面が終わるところまで飛ばそうと思いましたが、同じ場面が続いていて結局後半を観ずに閉じることに。Twitterでもこの共感性羞恥に耐えきれなくて後半見られなかった人がいるようです。この「共感性羞恥」は怒り新党では10人に1人の割合が感じると紹介していますが、他サイトの調査では3~4割いたりと、場面によって感じる人の数が違うのでこの差があるのかなと思われます。とにかく一定数はこの「共感性羞恥」を感じる人はいるわけで、バンドリ第3話は自分が共感性羞恥を感じやすいのか否か、診断するのに最適でした。皆さんも試してみてはいかがでしょうか。さきほども言いましたが、私はステージに立った瞬間もうやばいです。
おしまゐ。
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