小林さんちのメイドラゴン 4話より
「小林さんちのメイドラゴン」第5話は
トール、小林さんの会社へ行く
ファフニールさん、住まいを探す
トール、超能力の修行をする
の3本です。では見ていこう。
目次
窓ガラス
小林さんちのメイドラゴン 4話より
5話のアバンは窓ガラスの外から小林家を見るカットから。窓ガラスが一枚あるだけで覗いている気になって少しドキドキしました。この後、洗濯物をカラスに荒らされるのですが、このカットで窓ガラスに反射した洗濯物を見せる意図があったと思うのだけどどうだろう。
壁ドン
小林さんちのメイドラゴン 4話より
情報番組を見ているトール。「イマ時な子が・・・好きな人にしてほしいこと」第1位で壁ドンが紹介されると「音で求愛とは鳥みたいですね」と壁ドンの魅力には気づかない。壁ドンの音がいいわけではないと思うのだけどなあ。ドラゴンはどうやって求愛するのだろう。ちょっと気になる。
トール会社へ
小林さんちのメイドラゴン 4話より
小林さんが働いているところを見たくて会社にやってくるトール。認識阻害は便利な魔法ですね。認識阻害を緑色で表現している理由をとても知りたいと思うところ。
小林さんちのメイドラゴン 4話より
小林さんにパワハラをする所長に怒りを覚えるトール。少し前のトールならこの所長殺されている気もしますが、人間界に慣れたのか足をひっかけて躓かせる程度に抑えています。トールも優しくなったね。所長が1人でこけるのに不自然に思ったのか、トールがいる方向をじっと見つめる小林さん。小林さんは頭脳明晰っぽいし、勝手に転んでいる姿を見てもしかしてと思ったのでしょう。案の定、仕事終わりに会社の入り口で「トールいるんでしょ」と声をかけています。
小林さんちのメイドラゴン 4話より
数日後、パワハラの件を録音されていた所長はクビになったらしい。これを見た時トールがなにかしたのかなと思っていましたが、TwitterのTLを見ていたら小林さんが自分で録音したみたいなことが書かれていました。小林さんはやはり有能です。
才川
小林さんちのメイドラゴン 4話より
会社の話でAパート終わるかと思いきや場面は小学校へ。才川とカンナの可愛いやり取りで才川の歓喜する顔を最後にもってくるのはコメディ作品らしい。Bパートもちょくちょくこの才川の歓喜顔が出てきて才川のセリフだけまとめたら面白そう。
ファフニールさん
小林さんちのメイドラゴン 4話より
Bパートの始まりは商店街にいるファフニールさんを発見するところから。とりあえず小林さんハウスに招き入れ、なにをしていたのか聞いてみると「この世界に住むことにした」とのこと。トールが心配だからこの世界に住むのだろうか、とこの時はまだ思っていました。トールに人間と共に生きられるのかと聞かれるファフニールさん。「お前ができるなら俺もできる」と年上らしさを感じるセリフです。住む場所もないみたいで小林さんもさすがにファフニールさんはNG。男性だからなのか、部屋がないからなのか、なんなのか。まあ気持ちはわかります。
小林さんちのメイドラゴン 4話より
とりあえず山に住むことにしたファフニールさんでしたが問題は山積みのようで、トールが住む場所を探してあげることに。そのために住民票を作成してしまうトール恐るべし。人間を洗脳する魔法でも持っているのだろうか。ちなみにその住民票に記載されている名前は「大山猛」。ドラゴン姿のファフニールさんを見たトールが考えた名前だそうですが合ってないかな。
小林さんちのメイドラゴン 4話より
名前の用意までするトールを見てファフニールさんは人間に寄り添いすぎではないかと心配なようで「元の世界に戻った時、人間を殺せるのか」と直球な質問を投げかけます。それに対してトールは「元の世界に戻るつもりはない」とはっきり答えています。100年程度の寿命で人は死ぬんだぞまで言われますが、それでも小林さんと一緒にいたいという気持ちは変わらないトール。元の世界にいた時もトールはもともと人間がそこまで嫌いではなかったのかもしれないとふと思いました。人間を下に見ているのはドラゴンとしての誇りで、いつでも滅ぼせることから積極的に殺そうとまでは思わない、平和を好むドラゴンだったのかもしれません。だからこそ人間である小林さんに救われて、うちに来なよと言われて、もともと人間に興味を持っていたからこそメイドとしてやってきたのかなと思いました。
小林さんちのメイドラゴン 4話より
小林さんが利用した不動産屋へ来た二人。ご予算はと聞かれて金塊を差し出すファフニールさん。ここは質屋じゃないんだよと追い返されますが、この金塊いったいいくらになるんでしょうか。元の世界のものはこの世界のものと同じ物質なのかが気になるところ。もし本物の金として買取してくれたらまあまあのお金になりそうだ。
小林さんちのメイドラゴン 4話より
ファフニールさんが大丈夫な人間と言えばこの人。小林さんに住所を聞いてやってきたわけですが、快くファフニールさんの同居を受け入れてくれました。さっそくゲームをする滝谷とファフニールさん。そういえばBパート最初の商店街にいたファフニールさんの手はコントローラーを持つ手だったなとここで気づくわけです。もしかしてこの世界に住みたい理由ってゲーム・・・。
超能力
小林さんちのメイドラゴン 4話より
Bパート後半は超能力の話。テレビで見たスプーン曲げに衝撃を受けるトールとカンナ。家にあるスプーンで試してみますが、怪力で折れるだけ。何事かとやってきた小林さんは練習すれば誰にでもできることであると説明。トールは人間の脳のことまで考え始めますが、別に脳の本気を出さなくても曲げられます。そこへ小林さんの本棚から超能力の本を持ってくる。これを参考に超能力を身につける修行が始まるのです。
修行
小林さんちのメイドラゴン 4話より
超能力の本なのに修行とはいったい。小林さんも超能力の本じゃないんだよねと言っていますが、トールはこの修行をすべて行います。瞑想の姿が人間離れなのは気にしない。最終的に集大成として熊殺しをするトールとカンナ。いったいこの時間はなんだったのか。
できること
小林さんちのメイドラゴン 4話より
結局スプーン曲げの超能力に役立つ知識は何も得られず修行はお終い。このあと家に戻ってきた小林さんとトールの会話がとても印象的でしたので書き記します。
小林「トールは人間にできないことたくさんできるんだからそれでいいんじゃないの」
トール「だめです。私は人間に負けたくないんですよ。やつらに劣ることがあってはいけないんです。それは、絶対です、絶対なんです」
小林「たぶん、、、違うよトール。本当は人間を理解したくて、だから理解できない部部分にそんな必死になれるんでしょ。」
(中略)
小林「トールはさ、トールにしかできないことすればいいんだよ」
トール「そうですね、、、わかってます、、、わかってますよ」
最初の「人間にできないことたくさんできるからいいんじゃないの」という発言を聞いて「けものフレンズ」を想起した人は私だけではないと思いたいところ。できることをする、それが一番だよ。そしてトールが必死になる姿を見て、人間を理解したくてそうなっちゃうんでしょと考える小林さん。小林さんに出会ったからこそ人間を理解したい気持ちがより一層高まっているのだと思うけど、ドラゴンも人間のように急には変われない生物だと思うし、元の世界にいた頃から、人間に興味を持っていたのだとやはり思います。
ぼh
小林さんちのメイドラゴン 4話より
Bパートラストもやっぱり才川とカンナ。この二人のやり取りはいつだって可愛いです。5話にはルコアさんが出てこなかったので少し残念。6話に期待ですね。
おしまゐ。
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