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「けものフレンズ」はいつから流行したのか

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©けものフレンズプロジェクトA 

 けもフレ構文の記事が多くのアクセスを記録しましたので、もう一つ気になっていた「けものフレンズ」がいつから流行したのかについて少し記録しておきます。

 といっても、以下のブログが非常に読みやすくかつ分かりやすいため、この記事の補足みたいな形で調べたことを書く程度の記事ですので、まずは以下の記事をお読みいただけると幸いです。

ckworks.jp

 といっても、読まない人のために上記の内容を簡単にまとめておくと、4話放送前と後でツイート数に大きな差が存在することから4話放送日の2月1日から「けものフレンズ」は話題になり始めたということ。紹介した記事では主にTwitterのツイート数を参考にいろいろとデータを取り上げていますが、ここではGoogleトレンドを使ってみることにします。

 まずは、1話放送日の1月11日から2月11日までの「けものフレンズ」の人気度の動向。

 このデータでは、1月11日から2月5日までは3~10の値を推移しており、6日に28、10日に91、そして11日に100となっていて、2月5日以降に人気度が跳ね上がっていることがわかります。

 そしてこれが2月4日から2月11日までの人気度の動向。上げ幅があるのは夜中は検索数が少なく、日中に多くなるからであまり気にする必要はないです。このグラフで注目するのはさきほど6日から人気度が上がり始めていることを述べましたが、特に6日の午前中に伸び始めているということ。この2月6日が「けものフレンズ」が多くの人に知られることになった日と思われます。さらに、さきほど紹介したブログでもこのような記述があります。

※3/29追記:埋め込みの仕方にミスがあり、データが正しく表示できないため打消し。

けものフレンズ」はどのあたりから着火したのか?
というのも元々、あるツイートである掲示板からの引用があってそれが爆発的にRTされたことによって一気にブームが広がった、という感じのエントリがあって(今は消えてしまっていますが・・)その記事によると 「2/6頃」
着火点だということだったわけですが、その感覚が自分の持っていた印象と
ちょっとズレていたからこの記事を書こうと思い立ったというのがあります。

「けものフレンズ」は4話で豹変して着火した。ヒトがもたらす「叡智の時間」のこと | デジモノに埋もれる日々

 さきに紹介した記事では4話放送の2月1日から火がつきはじめたと最終的にまとめていますが、Googleトレンドを見ると2月6日に爆発的に人気度があがっているため、これらを考慮すると、4話放送の2月1日に「けものフレンズ」を1話から追っていた視聴組がこのアニメの驚異を認識し始め、2月1日から2月5日までは、最初から追っかけていた視聴組が騒いでおり、それが着々と伝染し始めて2月6日に多くの人の目に止まることになったということです。

 これを流行の流れを説明するイノベーター理論で解説するとこんな感じ。

http://solocial.net/wp-content/uploads/innovator.png

 参照:アーリーアダプターとは?イノベーター理論を簡単におさらい - そろそろソーシャルネットについて語ろうか。

 イノベーターと呼ばれる新しいものを積極的に採用する人たちは「けものフレンズ」を1話から4話までをリアルタイムで見ていました。イノベーターは2月1日の4話放送後にそのすごさを発信していきます。その情報を受信したのが、アーリーアダプターと呼ばれる流行に敏感で情報収集を常に行っている人たち。彼らアーリーアダプターはイノベーターから受け取った「けものフレンズ」を視聴し、さらに情報を発信しました。これが2月1日から2月5日までの出来事と考えられます。そして2月6日、アーリーマジョリティと呼ばれる情報収集はそこまでしないけれど、新しいものへの関心が高い層、つまり流行に乗る人たちに「けものフレンズ」が届き、爆発的な流行が始まったのです。

 ちなみにレイトマジョリティは流行が過ぎ去ったあとに取り入れる層のことで、まだフレンズは流行している最中だと思われるので、まだ先になるだろう。ラガードは保守的な人のことで、あまり流行に乗らない人たちのことです。

 というわけで、「けものフレンズ」が流行し始めたのは4話放送日の2月1日。そして流行が大衆的になったのは2月6日であると考えられます。

 以上『「けものフレンズ」はいつから流行したのか』でした。

 おしまゐ。

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