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【舞台挨拶】「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝ー永遠と自動手記人形ー」を見てきました【2回目感想】

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝ー永遠と自動手記人形ー

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前回、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝ー永遠と自動手記人形ー」の感想記事をあげましたが、今回は舞台挨拶に行くことができたのでその感想を含めて二度目の感想を少し。ネタバレあります。

 

あらすじ

……大切なものを守るのと引き換えに僕は、僕の未来を売り払ったんだ。

良家の子女のみが通うことを許される女学校。
父親と「契約」を交わしたイザベラ・ヨークにとって、
白椿が咲き誇る美しいこの場所は牢獄そのもので……。

未来への希望や期待を失っていたイザベラの前に現れたのは、
教育係として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。

舞台挨拶

舞台挨拶の登壇者はヴァイオレット・エヴァーガーデン役の石川由依さん、エリカ・ブラウン役と今作の主題歌も担当している茅原実里さんの二人。今回は上映前の舞台挨拶ということもあり、ネタバレなしのトークとなりました。

MCから注目ポイントを聞かれた石川さんはネタバレに配慮しつつ注目ポイントをあげるなら「時代の移り変わり」と答えていました。イザベラと出会ったのは地上波の少しあとぐらいかと思いますが、テイラーの話はそれから3年、戦争から4年が経ったあとのお話。

本編で「新時代」といった言葉もあり、時代が変わってきたことを彷彿とさせるシーンは数多い。

また、Twitterの公式でも話にあがっていた画面サイズの話も話題にあがっていました。TVシリーズとは違い外伝ではシネスコサイズといって横長の画面サイズで描かれています。石原さんは「没入感を楽しめる」といった言葉で話されていました。

舞台挨拶の中でTVシリーズの話が少しあって、第10話でキャストさん方が涙をこらえながらの収録で、号泣してしまうからと収録ブースから出たという話も聞けました。

主題歌を担当している茅原さんは、監督の藤原さんから手紙をもらったエピソードを話していて、ああヴァイオレットらしいやり取りをされているんだなと感動しました。

最後の挨拶で茅原さんが「こんなにも愛のつまった作品は中々ない」と仰っていました。その通り!

これほど愛のつまった作品はないのですが、舞台挨拶が終わるとそそくさに退出していかれる方が数名いたのが少し残念…。

感想【ネタバレあり】

ろうそく

前回の記事では時間経過やベネディクトの黄色のバイク、そして姉妹の愛に書きましたが、2回目の視聴で目に止まったのは「蝋燭(ろうそく)」。

イザベラの入浴シーンでは蝋燭を見つめるシーンがありましたが、この時代の夜の明かりといえば蝋燭の赤い光。夜のシーンはろうそくが灯っているため、色に赤みがかかっています。逆に朝や昼間は窓から差し込む青い光によって全体的に青みがかるその対比がまた美しい。

回転演出

イザベラとヴァイオレットのワルツシーン。二回目の視聴でよりその美しさを感じ取ることができたように思えたのですが、当たり前といえば当たり前なんですけど回転してるんですよね。

キャラクターが回転する演出というのは、キャラクターの立体感を出すのに最適な手法で、京アニの中では中二病でも恋がしたい!2期のOPや、小林さんちのメイドラゴンOPでもキャラクターを回転させていました。

キャラクターを回すことで、様々な角度から見ることができます。結果、平面的な画面よりも、リアルさが増すのが回転する演出ですが、今回の外伝でもワルツシーンで回っていて立体感が出てよかったです。

おわりに

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝」は本来2週間限定公開の予定でしたが、3週間限定公開となりました。そして多くの反響の結果、4週目5週目の公開も決定。4週目にはミニ色紙の入場者プレゼントが追加されていて、ヴァイオレットエヴァーガーデンが多くの人に届いて、とても嬉しいです。

さきほども言いましたが外伝はシネスコサイズといって横長の画面サイズとなっていて、劇場で見ることをおすすめします。私ももう一回、見に行こうかな。