第10話 かの新天地にて迷える子羊は[X]と邂逅する
「ぼくたちは勉強ができない(ぼく勉)」第10話の感想です。
新ヒロイン小美浪あすみ登場
新ヒロインの小美浪あすみが10話にしてようやく登場。長かった。
ぼく勉の主人公たちは高校3年生なので後輩キャラが登場するのかなーなんて原作を読んでる当時は思ったものですが、まさかの浪人生の先輩が登場した時はその手があったか!と驚きました。
文乃は数学、理珠は国語、うるかは英語の勉強を見てもらっています。そして桐須先生は社会の世界史を担当していることから、5人目のあすみ先輩の科目は理科。理科が苦手なのに医学部を目指すあすみ先輩。わかりやすいキャラクター性は好印象。
予備校のワンシーン
予備校のワンシーンですが、夏の日差しが差し込みつつも日陰で少し暗くなった部屋で勉強する姿は受験に一度失敗して日の光を浴びることができなかったあすみ先輩の暗さにも思えてきて演出がとてもきれい。真剣にシャーペンを動かす姿もこれぞ勉強の姿という感じで、ぼく勉らしいワンシーンでとても好きです。
メイド姿もまた可愛い
10話はあすみパパさんの話やメインヒロインたちとの出会い、文乃に偽装恋人がバレるなどあすみ先輩エピソードてんこもり。急ピッチで関係性を築き上げた感じもありますが、これで5人のメインヒロインそろい踏み。残すところあと3話。どう最終回を持ってくるのかも楽しみになってきます。
文乃はやっぱりオチ係なのか
Bパート最後。EDのイントロが流れ始めながらあすみ先輩は文乃に「特別に想ってるのはお前じゃねえのか?」と聞き、文乃もほほを赤らめて「おっ!?」という展開に一瞬させつつもイントロをピタッと止めて「違いますけど」と威圧する文乃ちゃん。もうこれは話のオチを担当するために生まれたんじゃないかってぐらいに面白い立ち位置に居続けてるけど文乃はいつ恋のバトルに参戦するのやら。
ここまでラブコメの波動をぶち壊すメインヒロインがいただろうかと思えるほどに文乃ちゃんは面白い。青髪は悲劇のヒロインという立ち位置をぶち破ってくれないかなーなんて思っていますがはたして。
©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会
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