第4話 彼女が天才に望むもの即ち[X]である
「ぼくたちは勉強ができない(ぼく勉)」第4話の感想です。
文乃エピソード
まずは文乃エピソード。お風呂シーンから始まるサービスは素晴らしい。さすがラブコメである。ぼく勉の色彩はとてもビビッドなのですが泡の色もかなり独特な色合いのようです。シャワーはさすがに透明感ありますけどね。
お風呂上りに体重を図る文乃。体重が増加していることにショックを受けてダイエットを決意。そもそも太る原因が間食なので食べなければ元に戻るわけですが、理珠のうるかも食べて太らない体質なのは文乃からすればうらやましいですね。うるかは太らない体質と言っていましたけど水泳しているからなおさら太りにくいでしょう。
ダイエットを決意した日から迫りくる甘い誘惑、そして本当の原因が判明してからのテンポは速くて好き。結局どのくらい体重増えていたんでしょうか。
へそ
体重が増えてお腹がやばいと成幸にお腹を触らせる文乃。文乃はあれか。成幸を異性と認識していないのだろうか。へそに対するフェティシズムを最高に感じる回でしたが、その色彩の鮮やかさに負けてフェティシズムはあまり感じられない気もしました。
へそをフェティシズムを感じさせるように描くのは難しいのかもしれませんね。
理珠エピソード
理珠エピソードでは理珠の自称ライバル・関城紗和子が登場。原作を読んでいる身からすると彼女の存在はとても薄く、今回の理珠が成幸に対してどういった感情を抱いているのか分かりやすく提示するために生まれたキャラクターのようでとても不憫。
たぶん原作登場時もあまり評価は高くなかったのでしょう。原作で見かけることはあまりない。
頭なでなで
順調に学力が伸びていることを素直に喜ぶ成幸はつい理珠の頭をなでなでする。正直なぜ頭をなでることができるのか不思議ではありますが成幸は長男で理珠もまた可愛い妹みたいに見えるのだろうか。背も低いしちょうどよいのかもしれない。
頭を撫でられて照れる理珠。自分の感情に気づいていないあたりも初々しいというかまだまだ恋はこれからというのが素敵。
ラブコメの面白いところはこういう愛情が育つところにあると思っているので、人気作品となって関係性をこれ以上進めなくなっていくと面白味が減っていくのがさみしいところ。別に今のぼく勉の話というわけではないですが、少しずつでも関係性が変化していくのは恋愛ものの醍醐味ですよね。
うるかエピソード
うるかの話はブラをつけ忘れてくるエピソード。そういうときに限って体操服に着替えないといけないっていうね。話の展開としては定番でありふれたものですが、定番が故に見えいて安心する話でもあります。
接触とブラチラ
最終的にブラをつけていないことが成幸にはバレてしまいますが、成幸のフォローがなんとも言えない。そしてCパートで妹の下着を確認する兄。ただの変態兄貴じゃないか。
そしてやっぱり思うのですが、成幸の肌白いですね。うるかと接触したシーンを見ると、うるかの褐色肌の効果もあって下半身だけ見ればどっちが男性で女性かわからないほどに成幸の肌色は女性に近い色合い。こういう対比がむしろ良いのです!とも思いますが、それにしても成幸の肌白いなーと改めて思うのでした。
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©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会