第1話『はじめての告白』
「ひとりぼっちの○○生活」第1話の感想です。
一里ぼっち
「ひとりぼっちのまるまる生活」始まりました。主人公は一里ぼっち。名前からして不遇な感じがします。しかし可愛い。可愛いし一つ一つの挙動が愛おしい。今期一押しのぼっちちゃん。
そんなぼっちちゃんは唯一無二の幼馴染、八原かいちゃんから中学のクラスみんなと友達になるまで絶好と言われ友達作りに全力をかける。自分のためというより親友のために友達作りをするところにぼっちちゃんの個性を感じるし、こういった価値観は集団主義のアジア圏ならではの感覚だろう。
砂尾なこ
ぼっちの前の席に座っている砂尾なこ。「素直な子」ということだけどその見た目はどことなくはっちゃけていて先生も少し警戒している。見た目もさることながら口調も強い。でも根はいい子でゲロ吐いたぼっちと普通に話してくれるいい子。
そういう作品ではないはずだが百合みを感じずにはいられない二人でした。
ネーミングセンス
ひとりぼっちのまるまる生活に登場するキャラクター達は個性的な名前をしている。
主人公の「一里ぼっち(ひとりぼっち)」をはじめ、
「砂尾なこ(素直な子)」
「倉井佳子(暗い過去)」
「池菜衣子(いけない子)」
「根賀まじめ(根が真面目)」
などなどそのネーミングセンスに感動すら覚えてしまうほど。昨今のキラキラネームに負けず劣らぬ名前たちだが、両親がこの名前をつけたなどと考えてしまうとこの作品の面白さが消えてしまうので考えないようにしたいところ。
個人的に一押しの名前が「ソトカ・ラキター」。これは斬新すぎて爆笑してしまった。
三ツ星ベーカリー
1話ラストでパン屋が登場、名前は「三ツ星ベーカリー」。これは「ひとりぼっちの〇〇生活」作者のカツヲさんが書いている「三ツ星カラーズ」からモジったものでしょう。こうした作者つながりを感じさせてくれるワンシーンがあるところも作者への敬意を感じて良き。
そしてパン屋前でのぼっちがとても良かった。なこと話している最中ふと後ろを見ると、パン屋さんのガラスに映った自分、そして横にいるなこがいる。横を見るとそこには確かになこが立っていてぼっちが一言「友達ができました」。
自分の横に誰かが立っている。それはつまり友達の姿で、ぼっちの友達作り生活が始まったことを意味する。今後もいろいろなキャラクターがぼっちと関りを持つと思うけど、この二人はきっと親友になるんだろうなと思うと今から楽しみでワクワクです。
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©2018 カツヲ/KADOKAWA/ひとりぼっちの製作委員会