アニメ「けものフレンズ2」第9話
今回は第9話の感想。
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おうちとイエイヌ
ダブルスフィアに連れ去られたキュルルはとうとう依頼主と出会う。依頼主の正体はイエイヌ。昔ヒトが住んでいた区域に一人で住んでいるフレンズでヒトの帰りを永遠に待ち続けていた。
どうやらこのおうちはキュルルのおうちではないようだが、昔ヒトが住んでいたのは確かでイエイヌはその昔ペットとして飼われていたということでしょう。動物がヒト化したのがフレンズですが、ヒト化したイエイヌをペットのように扱う姿は考えてしまうものがあります。
前の海辺回ではイルカたちがいたけど、その時も人に教育された記憶が忘れられず怖いなあと感じましたがイエイヌもまた同様の状態でやはり怖いと感じました。
イエイヌとビースト
イエイヌのおうちに帰ったキュルルだったが、近くにビーストがいることを知るとサーバルたちにも伝えなきゃと外に出ていく。案の定ビーストと遭遇。イエイヌはヒトを守るのが私の使命と言っていたけどこれもまた動物時の記憶なのでしょう。
しかしイエイヌはあまり強くないようであっさりぼこぼこに。対してカラカルはすばしっこく、そしてサーバルは威嚇でビーストを追い払う。野生の動物の方が強いということが分かる演出でしたがイエイヌぼこぼこのまま一人で帰って大丈夫なのだろうか・・・。むしろ傷が癒えるまでおうちに居てあげてよと思う。なにそのまま旅に出ちゃってんのキュルルよ。
追記:こんなツイートを発見。
けものフレンズ2の9話で頑張って理解出来るかもしれないシーンは、イエイヌは飼われてる存在だから「野生」解放できない、サーバルには出来るってのを表現したかったんかな?と。
— 寒立馬(かんだちめ) (@kandachime0105) March 12, 2019
1期のラストで野生解放していたフレンズたちは確かに野生動物のみだったかもしれない。とするとイエイヌが野生解放できず弱いのも分かる。
これを踏まえるとビースト化は野生動物による野生解放のコントロールができなくなった結果なのかなとも思う。ただサーバルの目が輝いていたのはサーバルのビースト化の伏線にも思えて少し不安。
月とヒト
イエイヌとキュルルの会話の中で窓の外から月を眺めている場面がありますが、月面には十字の模様があって、ヒトは月に行ったのではと推測されます。1期の時もヒトはもうここにはいないと言っていましたし、キュルルたちがいる場所が地球かは分かりませんが、もうヒトが住んでいないのは確かかもしれない。
ヒトはもういないはずなのにかばんちゃんといいキュルルといいなぜヒトのフレンズは生まれるのだろう。謎ですね。
キュルルたちを観察する闇夜に浮かぶフレンズも気になりますし、さあここから最終回に向けて盛り上がっていけるかどうか。相変わらず炎上気味ですが最後まで楽しい心を持って見ていきたい。
© けものフレンズプロジェクト
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