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実家のような安心感と違和感-第6話感想【けものフレンズ2】

アニメ「けものフレンズ2」第6話

今回は第6話の感想。

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かばんとビースト

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 かばんに助けられたキュルル達はかばんのおうちへ。見慣れたバスは実家のような安心感を与えれくれる。からの謎のかばんハウス。かばんが建てたとは思えないので昔からある施設を使用しているのでしょうか。中の空間も広いだけでモノがたくさんある感じでもなく殺風景。白の椅子に白のテーブルはとても無機質な印象を与えてフレンズ達の色みがより強く誇張される。

はかせとじょしゅ

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 次回予告では1期に登場したフレンズ達がアルパカのお店で雑談していましたが本編で1期のフレンズが登場するのは珍しい。というかサーバルだけ。博士と助手、そしてかばんの3人が登場するともなると実家のような安心感が増すばかり。

 かばんはサーバルを見た時に反応を示したけど博士と助手はサーバルを見ても特に反応を示さず。もしかすると博士と助手は一度セルリアンに食べられて動物の姿に戻った後にまたフレンズ化したのか? でも博士と助手の名詞は同じなので1期と同じ二人なのかとも思ったり。

サンドスターとセルリウム

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 かばんと博士と助手はここでサンドスター、そしてセルリアンの元になるセルリウムの研究をしているとのこと。あの暴走したフレンズのことはビーストと呼ばれていて、すべての動物がうまくフレンズ化するわけではないとのこと。

 そして最近、大きなセルリアンの目撃情報が多いのに、セルリウムが発生する火山活動は見られないとのこと。その答えはキュルルが持っていて、セルリウムは地上にある火山ではなく海底火山から発生していることが分かる。

 かばんも賢いヒトのはずなのに海底火山の存在に気づかなかったのは海に住むフレンズが少ない1期からの名残でしょうか。

 セルリアンがバスの形に模していたこともカラカルが言及していて、今回はビースト、セルリウム、セルリアンの形など色々なことに目を向ける回。ここからキュルルのおうち探しはどこに向かっていくのか。

実家のような安心感と違和感

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 「けものフレンズ」はアニメの制作騒動があって1期と2期をどうしても比べてしまうし、絵の雰囲気もがらりと変わってサーバルはまだしもかばんは時間の経過による成長があって見た目も雰囲気も大人びてもはや誰だろう?と思ってしまうほど。

 2期の制作側からすれば1期のキャラクターをどうすべきか、というのは色々と考えたことだろう。全員を新キャラにする方法もあっただろうし、1期のキャラを主軸にする話もあっただろう。それでも2期は新しさを求めたのか主人公はかばんからキュルルになった。サーバルは残ったけど。

 2期1話を見たときにけものフレンズが帰ってきたという嬉しい気持ちとともに変わったんだなとも思った。それでも1話の中でかばんのシルエットが出てきてもしかして今後出てくるのかなと期待を抱いていたら本当にかばんは出てきた。知らない姿で。

 かばんと博士と助手が登場したのは嬉しいけれど、本当に私たちが見たかったのは「けものフレンズ2」ではなくて、「かばんとサーバルの続きの物語」だったのかなと、この第6話を見て強く感じてしまいました。

 まあそうは言っても「けものフレンズ2」の主人公はキュルルなので、おとなしくキュルルの物語を楽しんでおこうと思います。ビーストやセルリアンについても言及されたし、第6話で折り返し地点、ここからどう展開していくのか。

 以上、1期からの解放にも思える第6話の感想でした。

© けものフレンズプロジェクト

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