第10話「離れぬ心」
「ツルネ -風舞高校弓道部-」第10話見ました。今回はその感想。
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仲間想いの海斗
10話より/©綾野ことこ・京都アニメーション/ツルネ製作委員会
静弥についてなにか知らないかと湊に聞く海斗。弓道部の中では一番熱く、そして仲間想いなのが海斗。なにより海斗は「親友」という言葉を頻繁に使っていて仲間を思いやる心を人一倍持っているように感じます。
七緒によく海斗は性格がきついし顔も強面なんて言われているけど、そういう人を遠ざけやすい海斗だからこそ親しい人たちに対する思いやりは人一倍強いのかもしれない。
マサさんの過去
10話より/©綾野ことこ・京都アニメーション/ツルネ製作委員会
マサさんは自分が聞かれて不快な感情を抱いたその問いを自分が静弥にしてしまったことを悔やむ。回想の中で的場からの視点で描かれたシーンがありましたが、射場から描かれた静弥の時とは真反対の視点。的場から描くことによってマサさんと師匠が遠い場所にいて、遠い昔の過去の出来事である雰囲気を漂わせている。
そして現在、マサさんとトミー先生が射場でゆっくりと話しているところは夕暮れの日差しが弓道場いっぱいに差し込んでいて優しい雰囲気を醸し出している。
お守り
10話より/©綾野ことこ・京都アニメーション/ツルネ製作委員会
マサさんの神社でお守りを配るということでやってきた弓道部。静弥は風邪で不在。そしてタイミングよく現れた桐先。なんとなく風舞と桐先は遠い位置関係にある気がしていましたが、湊と静弥が中学の頃通ってたんだから近場なのでしょう。
風舞は神社に来る口実がちゃんとありますが、桐先は少し無理やりな感じなのが気になります。湊と貴公子が話す機会を作るにはこのタイミングがベストなのですが、これなら道端で会うぐらいでもよかったかなと。でも桐先弓道部の私服姿は貴重なので嬉しいです。
弓道場だとみんな袴姿で同じ色合いなので私服姿でこんなに集まると余計にカラフルに見えてしまう。
静弥と湊
10話より/©綾野ことこ・京都アニメーション/ツルネ製作委員会
闇落ち+風邪でメンタルぼろぼろな静弥。もう僕は弓を・・・とネガティブなことを言いかけるも湊の力強い言葉で救われる。
静弥の「ずるい」は静弥らしい一言でとても素晴らしい。事故現場を湊の背景に持ってくる演出も本当によかった。貴公子は「弓は一人で引くもの」と言っていましたが、湊は違う答えを見つけていく感じがします。
物語も終わりに近づいてきましたがどんな結末が待っているのか。次回も楽しみです。
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