2018秋アニメ「ゴブリンスレイヤー」
ゴブリン退治に特化したゴブリンスレイヤーさんを主軸にした物語。
第1話ではゴブリンによる過激なシーンが描かれており、こういったシーンを無理と感じる人もいるみたい。今日はそんな話。
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第1話
「ゴブリンスレイヤー」1話より
「ゴブリンスレイヤー」第1話は冒険者の駆け出しになった女神官がとある冒険者たちにゴブリン退治に誘われるところから始まります。
この作品における「ゴブリン」というのは原作コミックにおいては「単体では最も弱いとされる怪物の一種」と説明されています。また「背丈 力 知性は人間の子供並み」とも書かれており、ゴブリンスレイヤーさんも「奴らは馬鹿だが間抜けじゃない」と説明しています。
単体では最も弱いとされていますが数が集まれば脅威になるというのはどんな動物にも当てはまる事実。
例えばミツバチも一匹ではスズメバチに勝つことはできませんが、何匹も集まればスズメバチを倒すことが可能となります。
そうした種の生存戦略をゴブリン達も本能として持っているのでしょう。第1話では弱いゴブリン達をまとめあげているシャーマンのゴブリンも登場していて、この作品には多種多様なゴブリンがいるのだろうと思いました。
過激なシーン
「ゴブリンスレイヤー」1話より
ゴブリンスレイヤー第1話ではゴブリンが人間の女を襲うシーンが描かれています。これは原作コミックのほうにもある場面で、こういった凌辱シーンを無理な人がいるみたいです。
Twitterの予測変換には「ゴブスレ 無理」といったキーワードも出てきて耐性がないとみるのが辛い人がけっこういるみたい。
逆にああいったシーンに対して興奮するタイプの人もいて、私はどちらかというとそっちだった。どうして興奮するのかと聞かれても、まあそう感じるのだからとしか言いようがない。
しかし洋画のグロテスクなシーンは非常に苦手だ。殺人鬼が人々を襲う映画なんて特にだめなジャンル。
じゃあどうしてゴブスレのシーンは大丈夫なのかと考えると、ゴブリンだからかもしれない。
これがもし人間が人間を襲うシーンだとしたら私は見れないと思う。ドラマなどでいじめが描かれたりすると自分のことのように感じて気が滅入る。
だがゴブリンというフィクションな存在だからこそ、架空の話という意識が強く、物語として見ることが出来ていると思う。
記憶に残る胸糞
「アクセル・ワールド」14話より
アニメの胸糞シーンとして記憶にあるのは「アクセル・ワールド」だ。
2クール目から描かれた物語で能美と呼ばれるキャラクターが登場するのだが、これが本当に性格が悪い。
人とは思えない思考と行動でとても不愉快でした。そもそも原作ラノベを読んでいましたがこの能美の登場によって本を閉じてしまいました。
アニメなら見られるかなと思いましたがこちらも結局胸糞で見られず。設定やデザインが好きだっただけに能美という存在が強烈に私の中に残っています。
今なら見られるかなと思いながらも手を付けずにいます。
絶望のスパイス
「Re:ゼロから始める異世界生活」18話より
物語というのは基本的にハッピーエンドが良いですし、主人公たちの苦悩を見たいわけではありません。
作品を面白くするために壁や困難に立ち向かう過程で苦しむ姿を見るぐらいがちょうどよく、絶望になっている主人公を見るのはとてもつらい。
「Re:ゼロから始める異世界生活」(通称リゼロ)でも主人公が絶望するシーンがありますが、あれは見ていて本当に辛かった。しかし物語には必要不可欠な場面というのはあります。リゼロも絶望から立ち上がる時のカッコよさなどがありました。
ゴブリンスレイヤーもゴブリンの説明をするためにあの冒険者たちの存在は欠かせない一つの要素、むしろ我々視聴者を試しているかのようにも思います。
モンスターがいる世界というのは本来このぐらい残酷な環境が目の前にあるということを久しぶりに教えてくれる作品なのが「ゴブリンスレイヤー」。
そして私がこのゴブリンスレイヤーを普通に見られた理由の一つに「灰と幻想のグリムガル」があるかもしれない
命がけの戦い
「灰と幻想のグリムガル」1話より
「灰と幻想のグリムガル」は記憶を失った主人公たちがグリムガルという世界で生きていくために冒険者となりモンスターを倒していく作品。
主人公たちに特別な力はなく、本当に一から成長していく作品で、グリムガルでも弱いとされるゴブリンを一匹狩るのにもチーム総出で全力を駆ける。
ゴブリン達も生きていくために命がけで殺しに来る。そういった本気の命をやり取りを見ていると、俺TUEEEと呼ばれる主人公が無双する作品は主人公たちが死ぬことはまずないと考えられることが幸せなのかもしれない。
おわりに
「ゴブリンスレイヤー」1話より
ゴブリンスレイヤーはダークファンタジーに分類され、世界観は非常に重い。
その中で命をかけて戦っていくさまがかっこよく、そして美しいと思えたりもする。
第2話以降も過激なシーンが出てくるのかはわからないけれど、楽しんで見ていきたい。
おしまゐ
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