第1話「キミノイクベキトコロ」
「色づく世界の明日から」第1話見ました。今回はその感想。それではいきましょう。
※第1話までのネタバレを含みます。
スポンサードリンク
花火
「色づく世界の明日から」1話より
花火から始まる第1話。きれいな花火でしたね。
きっと最終回では誰かと一緒に花火見てるんだろうなーなんて思いました。
屋台の場面ではこれでもかというぐらいにビビッドな色使い。
タイトルに「色」とあるように色彩を強く意識させる配色で白黒とのシーンの差が強烈です。
月白瞳美
「色づく世界の明日から」1話より
主人公の月白瞳美。
魔法使いの末裔で祖母・琥珀の力によって60年前へとタイムスリップ。
60年前の時間が2018年ということなので、最初に描かれた世界は2078年。
祖母とのテレビ電話みたいなもので会話していますが、画面が宙に浮いているようでいったいどういう技術なのだろうと思う。
でも60年後の技術なんて誰も思いつかないだろうしこのぐらいのSF感があっても違和感はない。むしろ60年という時間の重みを感じさせてくれますね。本当にこんなことできてしまうかも。
「色づく世界の明日から」1話より
タイムスリップならそれをした場所に帰ってくるのでは?と思いましたがなぜか人の家。
律儀に靴を脱ぐところは冷静に物事を見ているという証でしょうか。足フェチとしてはこの靴を脱ぐシーンはあと10回以上は見ると思います。
瞳美が位置情報や日時を尋ねて返答が来るところはさながらgoogleアシスタントやSiriみたいな感じでしょうか。
不法侵入でしかも誰かが部屋に入ってくる。とにかく部屋からの脱出を図るも鍵の開け方を知らない瞳美。
さすがに60年後でも鍵はあるだろうと思ったりもするんだけど生活に関するささいな知識を描くのもタイムスリップものとして非常に大切だと思いました。
ベッドの下に隠れるのは非常に原始的でしたけど。
メインキャラクター達
「色づく世界の明日から」1話より
「色づく世界の明日から」1話より
第1話で主要人物はおおむね登場。あとは瞳美を60年前に送った張本人であるこの世界の琥珀が登場していない。
留学中とのことですが、第2話で戻ってくるのでしょうか。
彼らは全員写真美術部の部員。写真美術部って何だろうと思うけれど写真と撮るメンバーと絵を描くメンバーがいるのかな。
ファミリーマートの前にいる3人は写真を撮っていましたが瞳美が舞い降りた部屋の主・葵は写真ではなく絵を描いていました。葵の部屋に飾ってあるのは最初写真立てかと思いましたが絵かもしれませんね。
心のサプリ まほう屋
「色づく世界の明日から」1話より
瞳美がお世話になるまほう屋。
60年前にやってきて祖母の琥珀に似た人は琥珀のこれまた祖母。
瞳美からすると祖母の祖母。
琥珀のお母さん曰く偉大な魔法使いらしい。
タイムスリップについて理解を示していて、さすが魔法使いというところ。
まほう屋を経営してるけれど、この世界の人たちはこの魔法をどう理解しているのか。
そういったところは第2話「魔法なんて大キライ」で描かれそうなところです。
いろ
「色づく世界の明日から」1話より
色が見えない瞳美視点。なぜか葵が描いた絵にだけ色がつけられていました。
この不思議な力はいったいなんなのかは不明だけど、この力に惹きつけられて瞳美は葵の部屋にいたのかもしれない。
ラストはお互い「え?」で終わるのは第1話として良い終わり方だと思いました。
スタッフ陣
「色づく世界の明日から」の監督は「凪のあすから」でも監督を務めた篠原俊哉さん。
「凪のあすから」も恋愛と時間をうまく描いた作品で、この「色づく世界の明日から」も期待したいところ。
またシリーズ構成には「月がきれい」のシリーズ構成・脚本を担当していた柿原優子さんが務めていて「月がきれい」も静かな恋愛を見事に描いた作品。
このお二人がタッグを組んでいるのだから素晴らしい恋愛作品となるのだろうと思います。
そして音楽には「ふらいんぐうぃっち」の音楽の出羽良彰さんが担当。「ふらいんぐうぃっち」も魔法使いの日常を描いた作品で、「色づく世界の明日から」も魔法使いの日常を描いている側面もあるため、第1話の音楽も穏やかで聞いていて落ち着くBGM。
ストーリーも期待できるし、色彩も鮮やかで楽しみ、そして落ち着く音楽とすべてが自分好みの作品で、今期覇権にならないかなと秘かに祈っています。
評価
リアルタイム検索
「色づく世界の明日から」の評価は非常に良いみたいです。ネガティブな割合が11%と低く、対してポジティブな割合が40%越え。
第2話以降も楽しみです。
おしまゐ。
未明の君と薄明の魔法<初回限定盤> TVアニメ「色づく世界の明日から」エンディングテーマ
- アーティスト: やなぎなぎ
- 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
- 発売日: 2018/10/31
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
スポンサードリンク