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【京アニ】「小林さんちのメイドラゴン」2話の感想・レビュー

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小林さんちのメイドラゴン 2話より 

 「小林さんちのメイドラゴン」第2話は、二匹目のドラゴン娘カンナが登場。前半は小林さんとトールが商店街へお買い物へ行く話。後半はカンナとの出会い、そして3人になった小林さんたちの日常が描かれています。

目次



4コマ

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小林さんちのメイドラゴン 2話より

 2話のアバン。小林さんとトールが2人で食材を買いに行くまでの話が描かれています。トールは、ガスコンロの火力が足りないのではと思い自分の炎を使います。しかし、食材を燃やし尽くしてしまう。小林さんに「炎」ではなく「火」を使えと突っ込まれています。分かりやすい展開と軽快なスピードで進むアバンです。

商店街

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小林さんちのメイドラゴン 2話より 

 小林さんは商店街の先にあるデパートに行こうと進むけれど、トールはいつも商店街で買い物を済ましているらしい。話を聞くとデパートは城みたいで嫌なのだとか。そう言われるとイオンみたいなショッピングモールは現代の城なのかもしれない。でもそれだと小林さんが勤めている会社のビルも城みたいに見えるのではないか、とも思うのだけれどどうなんだろう。

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小林さんちのメイドラゴン 2話より

  商店街の中では愛想がとてもよいトール。お店の人や、商店街に来る人とは顔見知りらしい。自分よりコミュニケーション能力が高いことに衝撃を受ける小林さん。普通に人間と話して接しているトールを見ると、世界に終末をもたらすドラゴンだとはだれも思うまい。小林さんがトールにケーキでも買っていこうかと言うシーンがありますが、そのケーキ屋でエクレアが描かれており、エクレアは稲妻を意味するんですよとトールが話している。第二のドラゴン娘、カンナは尻尾がコンセントになって電気を蓄えたり、エネルギー源が電だったりするので、このエクレアの話はカンナの伏線だったのだろうかと見返しながら思う。

ひったくり

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小林さんちのメイドラゴン 2話より

 商店街でひったくりが発生。トールが捕まえますかと問うと、小林さんはドラゴンにばれないようにできる?とちょっと心配しつつも捕まえてと頼む。そうして目には見えない速度で加速したトールは犯人を殴って見下すわけですが、この見下すトールの目が最高で、ああ見下されたい。あまりの速さの出来事に周りが一瞬ついていけていませんが、ひったくり犯を捕まえた姿を見てトールを称賛する商店街のみなさん。商店街の人はいつだって優しい。そういうものだ。

繋いだ手

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小林さんちのメイドラゴン 2話より

 商店街の微妙な空気に少し不安になるトールたち。トールの不安を察してか手をつなぐ優しい小林さん。こういうところにトールは惹かれたのだろう。言葉数は少ないのかもしれないけど、態度で優しさを伝えられる小林さんは素晴らしい。

第二のドラゴン

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小林さんちのメイドラゴン 2話より

 ある休みの日。ピンポンが鳴り宅配かなと出てみるとそこには小さな女の子。風貌からトールの知り合いと察した小林さんはとりあえず家にあげることに。こういう警戒心がないところも小林さんの良い所。また異世界のものが現れたかぐらいに思っているのだろう。トールのことをトール様と呼ぶ女の子はカンナカムイという子で、トールの知人だそう。トールを探しに来たというが、本当のところは悪戯をして追放されたとのこと。ドラゴンの悪戯ってどの程度のものなのだろうかと思うのだけど、このあとに出てくるトールとカンナのじゃれ合いを見ると、町一つ間違えて壊す程度だろうか。

死んだ魚の目

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小林さんちのメイドラゴン 2話より/響け!ユーフォニアム2 2話より

 カンナの不自然さに小林さんは死んだ魚の目で追求します。小林さんの死んだ魚の目はホラー感あって怖いです。京アニの死んだ魚の目と言えば、「響け!ユーフォニアム」の麗奈の目でしょう。こちらのほうが死んでます。

一緒にいよう。それだけ。 

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小林さんちのメイドラゴン 2話より

 行くあてのないカンナに一緒に住むかいと提案する小林さん。カンナは人間が信用できない。なにか企んでると反発するけれど、小林さんは温かく諭す。その言葉がとてもよかったので引用したい。

知らない世界で誰も信じられない。当たり前だと思う。 私だって信じない。 誰かを信じるなんてさ、友達になったり恋人になったりした後のことなんだよ。カンナちゃん。友達になろうなんて言わないよ。一緒にいよう。それだけ。

  小林さんイケメンかよぉ…。この姿にトールも感動。小林さんを好きになってよかったと言っていて、ああ私も小林さんを好きになってよかったあと思う。この小林さんのセリフの途中に入ってくるのが、小林さんとトールのコップが映っている一枚のカット。トールだって最初は小林さんに命を助けられたとはいえ、信じていなかったと思う。でも一晩一緒に飲んで小林さんと何かを話して、小林さんの「うち来る?」の一言に救われたんだと思う。そうして今は二人で「一緒に」住んでいる。そんなことを伝えてくれる一枚で、小林さんの優しさがまたまた溢れるシーンでした。このあと、小林さんとトール、そしてカンナの靴が描かれるシーンがありますが、ここで住人が3人になったよということが伝わってきます。ああ演出すばらしいよぉ。

草原

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小林さんちのメイドラゴン 2話より 

 場面は変わり、トールが一緒に住み始めたある日。ゲームも飽きて遊びたいという。カンナはまだ子供だから外で遊びたいんですよとトールは言っていて、トールとカンナは外で遊ぶことに。そうして無理やり小林さんも連れてこられたわけだが、ここどこ状態。大自然と小林さん。うーむ、似合わないね。

ドラゴンの遊び

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小林さんちのメイドラゴン 2話より 

 小林さんが大自然で寝る中、トールとカンナはじゃれ合いをしだす。もはや画像は世紀末。こんな遊びしてたら町が一つ吹き飛ぶんじゃなかろうか。ドラゴン恐るべし。カンナは電気が力の源で、小林さんちで充電したら元気になったらしいけど電気代どうなっているのだろう。一匹のドラゴンが活動するためのエネルギーだから相当の電気を必要とするのではないかと思うのだが、電気代大丈夫かな。トールはドラゴン?らしく口から光線出しててかっこいいね。

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小林さんちのメイドラゴン 2話より 

 小林さんに人間基準の遊びをしてくれと言われるが、この世界にいる超人的な人をテレビで見たことを伝えるも、あれは作りものだと言われ落ち込む二人。テレビをわくわくして観る二人も、夢を壊され落ち込んじゃう二人もかわいいです。人間味を感じるエピソードです。

トールとカンナの勉強

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小林さんちのメイドラゴン 2話より 

 すっかり小林さんになついているカンナ。小林さんが会社に出勤しようとすると、自分もついていくと小林に縋り付いている。まだカンナは子どもなんだなと気づかされる一面です。それでも今日はトールと外の世界について勉強するようで、トールについてこの世界のルールについて学びます。トールは物知りですが、カンナに「どうやって覚えているの」と聞かれて「たぶん魔力でしょう」と返しています。どういうことだ? トールたちの魔力については説明が少ないのでよくわかりませんね。魔力によって知識を得られるならカンナも魔力が戻れば賢くなるということか。それはちょっと。

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小林さんちのメイドラゴン 2話より 

 若者が使う「やばい」を魔法の言葉と表現するトール。まさにその通りだけど。そして公園にやってきた二人。カンナはシーソーを指さしてあれはなにかとトールに聞くけれど、さすがにシーソーは知らないらしい。「子どもの遊び」「テコの原理」などといったことは見て推察するけれど、使い方はよくわからない様子。最終的に投石器と説明するトール。元の世界にいた頃の知識が邪魔をしてますね。

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小林さんちのメイドラゴン 2話より 

 今度はクレープ屋とアイスクリーム屋へ足を運ぶ二人。クレープの味をヤタガラスのタマゴみたいとカンナは表現していて、なるほど面白いと思い、アイスクリームはどう表現するんだ!?と期待したのですが、冷たいおいしいで終わってしまいました。アイスクリームのほうはアニメオリジナルだったのかな?

挨拶

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小林さんちのメイドラゴン 2話より 

 一日の勉強も終わり、カンナは小林の会社に行きたいとトールに申し出る。じゃあ挨拶しに行きましょうとドラゴンの姿で会いに。小林さんがふと窓の外を眺めていると、ひょっこり顔を出すドラゴン二匹。小林さんの姿を見られて二人ともきっと笑顔なんでしょう。ほっこりするワンシーンです。

シーソー

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小林さんちのメイドラゴン 2話より 

 最後にちゃんとしたシーソーの使い方を教える小林さん。天高く飛んでいてシーソー壊れないのかなと心配です。

まとめ

 トールのコミュニケーション能力の高さや頭脳などを知れた2話。そして新キャラカンナちゃんの登場によって、小林さんの周りはより一層楽しくなりますね。次回も新キャラが1人やってきそうで、さらなる楽しさが待ち受けていそう。3話も期待です。本記事はここまでです。お読みいただきありがとうございました。

 おしまゐ。

小林さんちのメイドラゴン」1話の感想・レビュー

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