小林さんちのメイドラゴン 1話OPより
2017冬アニメ、京都アニメーションが世に送り出す作品の名は「小林さんちのメイドラゴン」。ストーリーはタイトルそのまま、小林さんちにドラゴンがメイドとして居座る物語。メイドのドラゴンだからメイドラゴン。こういうネーミング好きです。公式サイトには4人のドラゴン娘が登場していて、今後ドラゴン娘が増えていくのが楽しみです。1話では小林さんと最初のドラゴン、トールとの出会い、そしてトールがメイドとして雇われ成長していく話。
目次
出会い
小林さんちのメイドラゴン 1話より
アパートに一人で住む小林さん。朝、目覚めて会社へ行こうと部屋の扉を開けて外へ出ると、そこにはドラゴンが。ぽかーんとしていると、ドラゴンは姿を変えて可愛い女の子に!もうこれだけで頭の中は???。この二人の出会いのアバンはセリフがほとんどなく、音と見せ方で小林さんの混乱さとドラゴン娘トールの軽快さを表現しています。2回目を見ると、小林さんの棒立ちがとても際立って感じました。人は唖然とすると動けないものですよね。
対面
小林さんちのメイドラゴン 1話より
とりあえずドラゴン娘を家にあげる小林さん、いまだに脳内が混乱状態なご様子。話を聞くと酔っぱらった小林さんは瀕死のトールを助けたらしく、その時に「わたしのとこ、来る?」と言ったそう。酔っぱらっていても根のやさしさが出てしまう小林さんは素晴らしい。その後、トールを雇うことになった小林さんは、トールにメイドとしての基礎を身につけさせる。しかし、掃除をさせれば部屋は炎で一掃、洗濯をさせれば口の中に入れて唾液で洗浄、接客は下等な人間と話すのごめんだと突っ返す。料理も自分の尻尾を料理するなどメイドとしては問題ばかり。ドラゴンの最強さを兼ね備えつつも、メイドとしてはダメなところがトールの可愛さ? なにもしてなくても可愛いけどね。
電話
小林さんちのメイドラゴン 1話より
小林さんに門番として家にいてと言われたトール。ドラゴンの姿をしていた時に見た門番はドラゴンのトールを見ると、すぐ引っ込んでしまうため、なにをしていたのかよくわからない。そこで友人のファフニールさんに電話で聴いてみることに。すると、とにかく「殺せ」としか言わない。ファフニール怖すぎるよ!それでも参考になったなあとトールは言っていて、やっぱりドラゴン恐ろしいよ。ところでファフニールさんもドラゴンなのだろうか。男のドラゴンはファフニールぐらいしかいなさそうなので気になります。
そして門番として頑張ろうと決意するトールのところに、泥棒二人組がやってくるわけだが、泥棒さんも不憫だ。扉を開けたらそこにはドラゴンの顔。殺し損ねたとトールが言っているけどトールは人間界で人を殺したことはあるのだろうか。アバンでは部屋の外にトールがいましたが、この泥棒退治の時は部屋の中にいるのがほっこりしました。内と外を感じるエピソードで、トールと小林さんの距離感が縮まっているのを感じました。
滝谷さん
小林さんちのメイドラゴン 1話より
小林さんの会社の同僚、滝谷真。小林さんとはよく飲みに行く仲のようで、今日もまた飲みに出かける。しかしトールがいて3人で飲みに行くことに。小林さんと滝谷が仕事の話で盛り上がってしまい、トールが会話に入れなくなってしまうが、滝谷は「話に入れないよね」とフォローをしてくれる。なんて優しい男なんだ・・・。気づかいができる男、滝谷は本当にただのオタク友達のまま終わっていくのだろうか。ドラゴンたちとの出会いがなければもしかして付き合っていたかもと思ったりする。それにしてもドラゴンを見ても動じない滝谷さんすげぇ。
私服
小林さんちのメイドラゴン 1話より
いつも同じメイド服だからたまには私服も来なさいと服をプレゼントする小林さん。私服姿のトールも可愛いでやんす。ミニスカでわかるトールの尻尾のでかさな。どうして尻尾と角は隠せないのだろうか。人間とドラゴンで共通しない部位はそのままという感じかな。2枚目は生足だったのでぜひ引用しなければならない。京アニの脚といえば前作ユーフォが素晴らしかったが、今作小林さんちでもその素晴らしい脚を見られることができるのか、裸足キャラはいないものの水着回とか期待したい。あれ、でもドラゴン娘たちの水着姿ってどうなるんだろう?
アパート
小林さんちのメイドラゴン 1話より
最後に、小林さんが住んでいるアパートのカットについて。こういう同じ画の時間帯をずらして描く手法は京アニの日常でよく見かけたなという印象で、そういえば作画の雰囲気も日常に似ているような気もして、ちょっと懐かしく感じました。近年は私が好みの作品が京アニで映像化されることが多く、今回は名前も知らない作品がアニメ化で、好きになれるかどうか心配でしたが、さすがは京アニさん。すばらしい作品になりそうですね。2話は視聴済ですので、また近いうちに感想レビュー書きたいと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました。
おしまゐ。
アニメ「小林さんちのメイドラゴン」ブルーレイ第1巻
原作コミックス第1巻