アニメ「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」の感想・レビュー記事です。
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。
第1話「防御特化と初戦闘。」感想・レビュー
友人の理沙に誘われ、最新ゲームであるVRMMO『NewWorld Online』をはじめることにした楓。自身のキャラ名をメイプルとし、ダメージを受けるのは嫌だからと全ステータスポイントを防御力に極振り! 力もなければ走りも遅い、敵の攻撃も避けられない――そんなありえないシチュエーションを逆手に取って、次々とレアスキルをゲット! 防御力特化の新米冒険者・メイプルの物語が、いま幕を開ける!
友達に勧められて始めたゲーム「NewWorld Online」。痛いのが嫌だから防御に極振りということだが、そのせいで素早さが0のままで足の速度が遅いというのは面白い着眼点。この足の遅さが今後伏線となるのだろうか。
1時間攻撃を受け続けたり、動かずに攻撃を受け続けることで獲得できるスキルは効率重視のプレイヤーには思いつかない着眼点で初心者の非効率な立ち回りによって強力なスキルを獲得できるのは面白い。
毒竜を喰って倒す展開はいやいやいやと言いたいところだが、毒無効や毒魔法の獲得のためには仕方なし。防御高くして毒の持続ダメージで倒す…ポケモンの受けループだ…。
トッププレイヤーに目をつけら、メイプルを誘った友人もゲームが強いみたいなのでメイプルがトップ環境で活躍する日も案外近そうで楽しみ。
第2話「防御特化とお友達。」感想・レビュー
毒竜を倒し、レアな武具とスキルを手に入れたメイプル。防御力がさらに高まり、持っていたスキルも強化。意気揚々と最初のイベント、プレイヤー同士のバトルロイヤルに挑む。そして、楓を誘った張本人の理沙も、サリーとしてついにゲームに参加することになり……。
第2話アバンからモンスターを喰らうメイプル。そして獲得する「悪食」のスキル。スキルの説明が全くないのはさすがに不親切…。
調べてみると「あらゆるものを飲み込み糧に変える力。魔法や攻撃を自分のMPに変換することができる。容量オーバーの魔力は体内に魔力結晶として蓄えられる。※1」とある。
悪食をはじめ、強力なスキルを獲得したメイプルは初参加イベントで3位を勝ち取る。
勝利インタビューで噛んでしまうメイプルちゃん可愛い最高か。
このイベント時のメイプルの撃破数は2028。2位や1位はもっと撃破数があるので、リアルタイムで6000人以上が参加しているイベント…。大人気ゲームだ。
後半はようやくリア友がゲームに参戦。
防御特化のメイプルに対し、サリーは回避特化でダメージを受けない二人組を目指す。
水中でのボス戦は3DCGを使用。メイプルと違ってサリーは短剣を所持しているし移動速度も速いため、今回の戦闘シーンは迫力満載。エフェクトもかっこよくてサリーとの戦闘は見応えあり。
時間がかかってしまうも無事ボスを倒し装備をゲットするサリー。
そして新たなイベント告知がされる。
友達の参加によって、ぼっちメイプルの時間は終わる。今後はサリーとともにイベントを進めていき仲間を増えていくのだろう。今後登場するキャラクターたちに期待。
第3話「防御特化と二層攻略。」感想・レビュー
カフェで出会った上級者プレイヤーのドラグ、ドレッドに教えてもらい、サリーと共にさらなるレアスキルの習得に向かうメイプル。しかし、思わぬところでサリーの弱点が露呈してしまう。クエストをこなし、レベルとスキルを上げながら、メイプルたちは次なる第二階層へと向かう。
レアスキル獲得のためクエストをこなしにきた二人だが、場所は幽霊がいる不気味なところでサリーは恐怖で意気消沈。対してメイプルは平気みたい。無事クエストをクリアしてスキル超加速を獲得。
圧倒のボス戦闘シーン
2人は2層に向けてボスを攻略しに。このボス戦闘シーンが本当によかった。これは今年の話数単位に選びたいですね。
ボスからの攻撃にサリーはさっと着地。さすが数多のゲームで活躍するだけあります。対してメイプルはそのまま落下。メイプルの落下具合もさることながらサリーの着地してから後ろに振り返りメイプルのそばに駆け寄るところで少しつまずくところに、強いこだわりを感じます。マントのひらひら具合一つとっても丁寧。
メイプルがダウンしている中、一人でボスに立ち向かうサリー。ボスからの攻撃を短剣で弾き、隙間をスライディングし大ジャンプからの斬撃。この砂煙の中からスライディングで出てくるサリーが超かっこいい。スライディングから体勢を立て直し大きくジャンプするまでの間もすごくよくてですね。ああもうこのシーンだけでも永遠に見ていられる。これがアニメーションの良さ。かっこいい。惚れた。
最後は枝につかまり大きく一回転し大打撃。この一回転のアングルも超絶かっこいいわけですね。これしか言葉が出てこない。とにかく一連のボス戦闘シーンは素晴らしい。
そして今回、二人が行った綺麗な景色が見える場所。
一つは夕焼けとひまわりの暖色系の美しい世界。
もう一つは星空が見える神秘的な空間。
この二つのシーンもとても美しく魅力的でした。
第3話は気合いが入りすぎていて急に作画でぶん殴られた感じです。
沼に入りそう。
第4話「防御特化と第二回イベント。」感想・レビュー
いよいよ始まった第二回イベント。イズ謹製の新装備を手に、銀のメダルを求めてフィールドを探索するメイプル。サリーと共に向かった雪山の山頂で、顔見知りの冒険者のクロムと邂逅。しかし、その先にはイベントボスモンスターが待ち構えていた。氷を自在に操る巨大な怪鳥がメイプルたちに襲い掛かる!
第2回イベントで早速ボスと対峙するメイプルとサリー。ピエロはあっさり撃破で、後半の強敵銀翼戦に力を入れるメリハリがよい。
洞窟での戦闘は暗くなってしまうのがやはり残念。メイプルは黒い装備だから余計に暗く見えます。
普通は倒せない銀翼をどうにか倒してしまうメイプル。これには運営もびっくり。
戦闘シーンは今回も大迫力。CGも入れ方も絶妙で本当に良い作品に仕上がっています。
銀翼戦で冷や汗を出したり、倒してほっとしたり、サリーの驚く表情、そして卵が孵化し、可愛い仲間が手に入った時の2人の表情はどれをとっても愛おしい。
そしてOPにいた和服の黒髪ロングの子が登場。これは対人戦不可避。どういったアクションが待っているのか楽しみ~。
第5話「防御特化と戦利品。」感想・レビュー
突如、和装のプレイヤー・カスミに勝負を挑まれたメイプルとサリー。しかしメイプルの引き起こしたトラブルで、3人とも地下ダンジョンへと飲み込まれてしまう。さらに呪いのアイテムで、一緒に行動しなければならない制約を受けてしまったため、一時休戦。協力してダンジョンからの脱出を試みるのだが……。
第2回イベント後編。カスミとの勝負はお預けでダンジョンクリアへ。メイプルのふわふわ感とは対照的なきちんとした人柄なカスミ。盾のメイプルや短剣のサリーと違い長剣を扱いかっこいいですね。
あと三日で9枚のメダル獲得を目指すメイプルとサリー。二日間はダイジェスト送り。メイプルとサリーのダンジョンクリアはどれもサクサクなことが多く見応えは少ないけど、その見応えを補うアクションシーンには期待しているのでダイジェストは残念。
カナデとの出会い。謎解き好き?なカナデから受け取った本をヒントに新たなボスとの戦い…これはアクションシーンに期待か!と思いきやメイプルの毒であっさり撃破。海を毒まみれにするのってアリなんですか…。
青い悪魔の狩り。さすが様々なゲームで優勝経験のあるサリー。対人戦もお手の物。しかしメダルは2枚しかゲットできず。それでもなんとか二人で銀20枚を獲得。
メダル報酬は亀を宙に浮かせるサイコキネシス。空から毒雨を降らす最凶のプレイヤーが誕生してしまった。
第6話「防御特化と新戦力。」感想・レビュー
新たにゲームに実装されたギルドを作ろうと、イズやクロム、前回のイベントで知り合ったカスミやカナデを勧誘するメイプル。次なるイベントに向け、もう少しメンバーが欲しいと思うメイプルは、双子のプレイヤー・ユイとマイに出会う。ところが二人とも、攻撃力にステータスを極振りしてしまい、まともに戦うことのできない初心者だった。
第2回イベントも終わり、今度はギルド創設へ。空き家をギルドの所有物にできるシステムはいいですね。ギルド名を建物と自身の名前から「楓の木」と名付けていたけど、さすがに本名をギルドにいれるのは発想がやばいです。サリーは何も言わなかったんだろうか…。
ギルドを作ったのはいいものの二人だと寂しいねということで勧誘。あっさり入る流れはさすがのなろう系か。カナデの誰感がまだ強いけど今度あるギルド対抗戦で活躍してくれることを祈る。クロムとイズもまだまだ未知数で、この楓の木がどう成長していくか楽しみですね。
そして攻撃特化をしているマイとユイが加入。このゲームだと何人ぐらいのギルドが大手になるのでしょう。
今回はギルド誕生と仲間集めと次のイベントに向けての準備回。それでも戦闘シーンは細かく描かれていてとてもよかったです。
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- 出版社/メーカー: COLUMBIA
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※1 アニメ「防振り」メイプルの獲得スキルの解説!装備についても | みんなのスタミナNEWS!
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 (1) (角川コミックス・エース)
- 作者:おいもとじろう
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
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