大作140分の劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンを見てきました。
久しくブログを更新していなかったのでどういった言葉を並べたらいいかなと考えていましたが、まず一言「超よかった」。
TVシリーズから始まった「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の生涯を描いた劇場版。
京都アニメーションの凄さを再確認する作品でした。
まず冒頭からアンの話をもってくるのはずるい。開始5分で号泣です。
アンの孫が祖母アンが大切にしていた手紙を見つけ、その手紙を書いたヴァイオレット・エヴァーガーデンという人物を知るために郵便社などを訪ねていくことでヴァイオレットがどういった人生を送り、生涯を全うしたのかがよくわかるのが本当に素敵です。
TVシリーズではヒール役だったディートフリートも劇場版ではヴァイオレットを武器ではなく人として見てくれていて兄弟の思い出もまた尊い。
冒頭ではアンが亡くなり、後半では少年ユリスの死、そしてヴァイオレットの生涯を描くことで、その人がこの世からいなくなっても、その人は多くの人の心に残り、彼らに生きる力を与えてくれる。その生きる力の一つが「あいしてる」という想い、なのかもしれない。
あれだけの大作を見たのに言葉が出てこないのはすごすぎて言葉も出ないからだろうか、ブログを書かないことでもともと少ない語彙力がさらに失われてしまったのかよくわからないけれど、本当に素敵な時間を過ごすことができて幸せです。
舞台挨拶のライブビューイングも聞くことができたのですが、監督の熱い想いを生の言葉で聞くことができてとてもよかったです。
細かなポイントも語っていましたので、今度はそれらを注意して2回目、行こうと思います。