第6話 天才[X]たちは、かくして勉強ができない
「ぼくたちは勉強ができない(ぼく勉)」第6話の感想です。
事故なんです
桐須先生に呼び出され、理珠とのキスは不純異性交遊だと注意を受ける成幸。成幸を助けるべく、3人が助け舟を出してくれるも全て泥舟で成幸の心は沈没。
6話で3人とこれだけの経験談があると思うと、話のペースが早い気もしますが、毎週のようにちょっとエッチな要素がないとラブコメとは言わないし、ラブコメ作品とは大変なものだなと改めて思わさせる流れ。
原作の時も笑ったけど、アニメーションでより面白くなっていてとても満足したワンシーン。少しだけデフォルメした描き方もコメディ感を強くしていて、印象に強く残るシーンでもあります。
うるかちゃんと成幸くんのことじゃん!
成幸が誰かとキスしたことを知るうるか。そしてその相談を聞いて文乃はうるかの想いを知る。さらにさらに理珠の想いも気づき始める文乃。
うるかは成幸に対して明らかにわかるラブの感情を持っていて、理珠は無意識に成幸のことを想い始めている。そしてそのことに気づきどうすればいいのか迷う文乃。この時の4人の関係性が分かりやすい立ち位置で、ぼく勉の中で一番面白くて好きな時期だったりします。
この後、ヒロインが増えてそれぞれの関係性にも変化が起きてよくあるハーレムラブコメ的展開になっていくわけですが、ぼく勉によってラブコメ作品は関係性が成熟するまでが一番面白いと気づきました。
攻めるうるかに視線は釘付け
水泳部の友達にアドバイスをもらい成幸にアピールするうるか。これで落ちない男はいない!といわれ試したけど結局成幸は落ちないのだから、おいこら成幸はやく気づきなさいと総ツッコミを受けるレベル。
長編小説だとここから成幸はうるかの感情に気づき始めて想いを寄せ合う流れなのだろう。
最終的に成幸の言葉でにっこりするうるかだけど、ここで押さないうるかもうるかだよなーと思う、がこれがラブコメなんだよなーって感じで視聴者の私もにっこりしてしまうのでした。
©筒井大志/集英社・ぼくたちは勉強ができない製作委員会
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