第12話「ツキカゲは永遠に」
「RELEASE THE SPYCE」第12話見ました。今回はその感想。
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命は2重スパイだった
12話より/©SORASAKI.F
感動の最終回。いいところでカトリーナ&白虎と初芽さんが現れてさあ逆転劇の始まりだ。結局2重スパイだった命なわけだけどあの裏切りの演技力は本当にすごい。
2年前から2重スパイの構想があってようやくチャンスが到来したんだね。だからカトリーナさんは記憶を消さずにサポートをする道を選択したわけだ。白虎という強い味方も増えて全てが完璧なタイミング。誤算といえばユキが斬られてしまった事ぐらいか。スパイスがなくともロボットをさくさく倒すカトリーナさんさすが。
モモ VS 文鳥の女
12話より/©SORASAKI.F
2年前、師匠が敗れた相手に弟子が挑む。熱い展開です。そして2年前につけた傷から倒すモモ。これぞ師匠から弟子へって感じです。無事にゲッカコウ作戦も止めることができ一件落着。戦闘アクションはやっぱり見ていて楽しいです。
弟子から師匠へ
12話より/©SORASAKI.F
ツキカゲを卒業し、記憶を消すことを選択したユキ。想いは師匠から弟子へ受け継がれていく。2人のシーンの合間に挟まれた鳥はカルカモでしょうか。寄り添う姿は親子にも見える。それぐらい師匠と弟子は深いつながりを意味しているのかな。最後は一礼をして師匠に記憶消去弾を撃ち込むモモ。
才賀伊智香こと孫一の名の由来
12話より/©SORASAKI.F
9か月後。ツキカゲに加入した1人の少女。キャストの名前には才賀伊智香と表記されていました。ツキカゲでのコードネームは「孫一」。名字の才賀から雑賀孫一に繋げてとってきた名前でしょう。無双やBASARAにも登場する雑賀孫一さんですがユキやモモと同じく刀を使っているのかどうか。
12話より/©SORASAKI.F
ラストで描かれるツキカゲのミッションでは孫一の表情がまだ少し不安げで未熟だったころのモモを思い出す。あっさりテレジアちゃんもツキカゲのメンバー入りしていました。この感じだと五恵の弟子になったのかな。初芽もまだツキカゲの服を着ているのでサポート側とはいえ五恵の師匠だとは思うので世代交代が少しずつ進んでる感じがしていいですね。そして白虎ちゃんは動物たちのシノビに加入。敵側にいたキャラが味方になる展開というのはやっぱりいい。
ドルテ
12話より/©SORASAKI.F
白虎とテレジアがツキカゲとして活動している中、もう一人出てきた敵役・・・と思っていたらまさかのカトリーナさんとツーショットで厨房にいる。カトリーナさんはドルテが襲ってきた時に「ドルテ・・・」と言っていたので前から知っていたみたいですがどうして知っていたのでしょう。そしてなぜ厨房にいるんだ・・・。
微笑む雪の真意
12話より/©SORASAKI.F
ラストでモモと雪がすれ違ったあと雪がほほ笑む描写があった。記憶消去弾の画面には70%と表示されているのですべてを忘れたわけではないってことかな。弟子離れ・師匠離れという話もあったので、全てを忘れるというのはモモを一人前に育て上げるための嘘かもしれない。だってスパイは嘘つきだから。そして70%という場面をモモに見せているのもその嘘を察して「全部忘れたことにして」前を進んでほしいという想いの表れのようにも思いました。
と思いながらも100%の記憶を消したらそれこそ記憶喪失なんでツキカゲでの記憶は全体の7割に相当するって意味合いで70%なのかなと。
とにかく雪はすべてを忘れたわけではないってことなんだろう。それでも二人が言葉を交わすことはないってところがいいんです。はい。
まとめ
12話より/©SORASAKI.F
タカヒロさん脚本ということで不穏な展開になるんじゃないかと言われていましたが誰一人欠けることなく(前日譚で長穂さんとか死んでるけど)、ツキカゲが悪を退治する良いお話でした。
おしまゐ
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