グリッドマン熱が冷める前に好きだったシーンをまとめておこうかと。ランク付けなどはなく、グリッドマン全12話の中から特に好きなシーンを5つ選抜しました。
2人の距離
第9話は新条アカネが裕太たちを夢に閉じ込めようとする回。夢のままでいいというアカネに対してそっちには行けないという裕太。2人の埋まらない距離感を表すかのように画面いっぱいに黒が使われており裕太に拒絶されたアカネの心の闇をも表しているかのよう。響裕太の左手のアクセプターが光っているのは希望の光がグリッドマンにあるようにも感じることができる。少し前の場面から墓地にある板塔婆が二人の間に描かれたりしていたがこのシーンの黒が何であるかを補足する意味合いもあったかな。
走れ裕太
同じく第9話から裕太たちが夢の世界に気づき駆け出しているシーン。それぞれのイメージカラーで彩られたグリッドマン同盟の3人が夢から目覚めるために疾走するシーンはどことなくクレヨンしんちゃんを思い出す。グリッドマンはリアルな作画が多いがこの時だけはアニメーションでしか表現できないような雰囲気があって特に好きです。
的を射る話
響くんが怪獣少女から聞いた新条アカネは神様という話を内海と六花に話す場面。六花の足元には弓道の的が置かれていて、いまの話が「的を射る」話であることを表現している。また、立入禁止の看板が横倒れにもなっていて、踏み入ってはいけないところに踏み入った感じも受けてこの演出は本当に素晴らしい。この的のシーンは多分京都アニメーションが制作している弓道アニメ「ツルネ」がグリッドマンと同時期に放送していたため自分の中で特に目がついたのだと思います。アカネが神様?何言ってるの響くんとでも言いたげな六花の冷めた目線もいいですね。六花の足も良い。
叶いませんように
第12話。アカネと六花の別れのシーン。六花がアカネに定期入れを渡すと「どっかいっちゃえってこと」とネガティブ思考マックスなアカネちゃんの発言にほんと涙。そして六花の「私はアカネと一緒にいたい。どうかこの願いがずっと叶いませんように」。この一文を書くだけでもウルッとしてしまう自分がいて本当にグリッドマンが好きなんだと改めて自覚。アカネがいなくなった広い部屋の中一人ぽつんと座っている六花の姿はとても切なく、BGMも相まってこの物語が終わりを迎えようとしていることを強く感じる。
ロマン
第5話で水着の中からスマホを取り出すアカネちゃん。12話を見てから前半の明るいアカネちゃんを見るとまだ笑顔を見せていて楽しそう幸せそうだなと思う反面早く救ってあげてという想いがより一層強くなる。まあそれは置いといてどうしても物語の特性上、後半のアカネを救う方向になっていくシーンの方が印象が強くて、5つとも後半のシーンになってしまいそうだったので前半の中からこれだ!と思うシーンはあるかと考えたところこのロマン溢れるシーンはやっぱ外せないなと思いました。
だって好きだもの。みんなもそうでしょ。
まとめ
以上SSSS.GRIDMANの好きなシーン5選でした。みなさんはどのシーンが好きですか?コメントもしくはTwitterで教えてください。
おしまゐ