第10話「さまよう言葉」
「色づく世界の明日から」第10話見ました。今回はその感想です。
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あさぎと瞳美
10話より/© 色づく世界の明日から製作委員会
将を好きだったあさぎと将に告白された瞳美。あさぎは瞳美を避けてしまうも瞳美はこのままではいけないとあさぎに声をかける。あさぎも本当は瞳美はなにも悪くないことを分かっていて2人でアイスを食べに行くことに。
昔の二人なら消極的な性格同士でお互い何も言わずに何もなかったのかもしれないけれど、積極的になってきた瞳美の行動によって二人は想いを伝えることができ、無事に仲直り。
思っていることを正直に言い合ったあとに二人が流す涙は美しい。泣いてすっきりしたあとはカラオケで発散。琥珀と胡桃も誘って女4人のカラオケはとても楽しそうでした。あさぎはカメラを手に色々と撮っていたけど瞳美を撮っていたのがとても印象的。
案外さくっと仲直りしてくれてよかった。そして仲直りしたあさぎに声をかける将。全くわかっちゃいないな。早く気づいて。
魔法部
10話より/© 色づく世界の明日から製作委員会
琥珀は写真部も美術部も文化祭で出し物をするなら魔法部も何かしたいと考え、以前、瞳美が唯翔の絵の中に入ってしまったことから着想を得て絵の中に入る魔法をしようとみんなに相談する。そしてその入る絵は唯翔が描くことに。これなら瞳美もみんなと同じ色を見て感じることができるでしょ、という琥珀の素晴らしい気遣いとアイデア。
しかし絵の中に入る魔法は難しく、琥珀と瞳美二人ですることに。最初は一つの紙ヒコーキをモニターに映し出された絵に入れるのがやっとだった瞳美も練習を重ね、同時にいくつもの紙ヒコーキを絵の中に入れ、時間通りに戻すことができるようになる。
瞳美の圧倒的成長力にびっくり。やはり瞳美は魔法の才能があるんだね。
絵の世界
10話より/© 色づく世界の明日から製作委員会
練習の成果を魔法写真美術部で試す2人。無事みんなで絵の世界へと降り立つことができ、絵の世界を移動するのに傘が登場する。この傘はキービジュアルでも描かれていた傘の色と一致していたけれど、この世界観のコンセプトビジュアルだったみたいですね。
黄金の魚と石の瞳美
10話より/© 色づく世界の明日から製作委員会
それぞれが絵の世界を堪能する中、唯翔と瞳美は黄金の魚に導かれ真っ暗な絵の外みたいな場所へとやってくる。真っ暗な世界に入ると唯翔は瞳美とはぐれてしまう。前に進むと椅子に座って石化した瞳美を見つける唯翔。そしてその横にある大きな扉を開けると幼き瞳美の姿があった。
幼き頃の瞳美と絵
10話より/© 色づく世界の明日から製作委員会
小さい頃の瞳美はお姫様と王女さまが分断された絵を描いていた。唯翔はその分断された黒い絵を川と表現していて船を描いたり虹を描いたりして渡れるよと伝える。しかし瞳美はできないと無表情で答える。
時間が終わったのか元の世界へと戻ってきた魔法写真美術部だったが瞳美はなぜか涙を流していた。そして唯翔は瞳美の過去を聞く。
瞳美のお母さんは魔法を使えない人だったため、家から出て行ってしまったらしい。魔法を使える伝統ある家系で魔法が使えない人が生まれるというのは一大事なのだろう。それでも瞳美の母は瞳美を産むまで月白家の人間だった。そこには琥珀の影響力があったのかもしれない。そして瞳美が生まれ、瞳美が魔法を使えることが発覚したことにより瞳美の母は絶望を抱いたのか家を出ていったとのこと。
瞳美は母を喜ばしたくて魔法を使ったがそれがかえって母を苦しめていたことに気づくしかし気づいた頃には母はもう自分の前からいなくなっていた。だから魔法が大嫌い。でも今は・・・?
瞳美の過去によってどう話が進んでいくのかも気になるところですが、以前瞳美の記憶にある色のある絵についてですが、唯翔が描いたのだろうと推測していました。でもなぜ唯翔が絵本作家の道に進むんだろう?と疑問でしたが、今回の幼き頃の瞳美を見て小さな子供を元気にさせることができる絵本を描きたいと思ったんじゃないかと予想。
唯翔に自分の過去を話すことができ、また今の環境が自分にとってとても楽しい空間であることを思ったのか瞳美の表情はとてもきれいでした。
瞳美が積極的になっていく様を見て、もともと瞳美は積極的だったのかなと思っていましたが、母との出来事で自分の想いを伝えたり行動することにふたを閉じていた瞳美ですが、唯翔や琥珀たちとの出会いによって前を剥けるようになった瞳美。色を取り戻すまであと少しか。
10話より/© 色づく世界の明日から製作委員会
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