第6話「裸の王様」
「風が強く吹いている」第6話見ました。今回はその感想。それではいきましょう。
※第6話までのネタバレを含みます。
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キングと神童
前回の5話ラストで不満をぶちまけたキング。神童はキングのことをとても心配していました。きっと多くの時間を神童の部屋で過ごしてきたのでしょうね。
服の色もあってか若々しい汚れを知らない神童と就活がうまく行かず澱んでいくキングがさらに老けて見える。
練習
ユキはもっと抵抗するのかと思いましたが、結局文句を言いながらも練習には付き合っている。その傍にはいつもニコチャン先輩がいるのがちょっと良い。
キングは川辺に生えた草をちぎって見つめていました。自分をそこらへんに生えている雑草みたいとか思ったのだろうか。葉菜子が来ているのにその目はどこか遠い。
メニュー
それぞれの練習メニュー表。王子だけ筋トレとウォーキングが入っています。
月曜日のペース走はハイジとユキ、そしてムサの3人が3'20/km。そしてジョータ・ジョージ、あと多分カケルが3'05/kmとそれより早いペース。元陸上部のニコチャン先輩はまだ少し遅いみたいで今までの堕落生活でついた脂肪やない体力をどう補うかといったところか。
これだけの練習量では箱根駅伝に出るなんて到底不可能だと思いますし、6話ラストでハイジは「箱根を走るのに無傷というわけにはいかないだろう」とカケルに言っていました。次回はいよいよ記録会。現実を見せられた彼らはどんな反応を示すのか。
神童とキング
6話の中で一番印象的だったのはキングと神童の会話のシーン。一気に雰囲気が変わって実写映画のようなアングルっぽさがあり、今までで一番臨場感を感じたかもしれない。
前半はBGMが流れずキングのスマホをタップする音と神童がドアを開け閉めするだけの音だけでリアルな感じがとても良くドラマを見ているかのよう。後半は神童の想いとともに流れるゆったりなBGMで流れが変わる感じがとてもよかった。
就活で不安はあるけれど麻雀してても仕方ないし走ろうかみたいな感じでまた参加するキング。これで一応10人が走ることに同意したことになるけれど、さて次回はいよいよ記録会。
無残な結果になるのか、傷跡を残せるのか。楽しみです。
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