第4話「消えない影」
「風が強く吹いている」第4話見ました。今回はその感想。それではいきましょう。
※第4話までのネタバレを含みます。
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高校時代
「風が強く吹いている」4話より
カケルは高校時代の榊と再会する。
高校時代のカケルと榊。高校時代の彼らはどことなく幼さが残るような髪形にも見える。若さを出すためか今のカケルよりも髪色の紺が明るめ。榊はむしろ今の髪色よりも少し薄いにも見えます。
大学生になって二人とも髪を少し伸ばしていて成長した感じが出ている。といっても1年の間があるかないかぐらいの間隔のはずだけど。
高校時代のカケルは不調にもかかわらず1位をとるほどの実力者だったみたい。なのに陸上部がない寛政大学に入学したのは榊をはじめとする陸上部と色々と問題があったからでしょうか。
榊が「殴るのか」と言っていましたがその詳細は不明。
王子とカケル
「風が強く吹いている」4話より
大学内で王子と出会うカケル。
漫画について熱く語る漫研の人たち。どうして漫画研究会の人はこういったビジュアルになってしまうのか。
その後ラグビー部らしき人たちの圧によって学食を追い出されるように出ていく王子たち。こういった場面も4話ラストの王子の言葉をより熱く感じさせてくれる。
ハイジ派
「風が強く吹いている」4話より
神童が陸上シューズを購入したことをユキに報告するムサ。走る派が増えていくことに不安を覚える二人。特にユキは走ることより縛られることが嫌なのか全面的に拒絶している。しかしハイジのしつこさもまた面倒と朝の練習には顔を見せている様子です。
シューズを購入した神童はジョー兄弟にバッシュじゃ走りにくいでしょと陸上シューズの購入を進める。ハイジ派が着実と増えていますが、なぜ神童はやる気になったのか。
王子の圧倒的成長力
「風が強く吹いている」4話より
練習何日目かはわからないけど多分1週間ぐらいだろうか。第3話では蝶々よりも遅かった王子ですが、少し成長して蝶々を追い抜かしていく王子。その圧倒的な成長にハイジはとても嬉しそう。
王子の好きそうな漫画の名言を並べ王子を元気づけていくのも印象的。
王子のTシャツ文字、今回は「もやし」。前回は「なぜ?」と哀愁が漂っていましたが、今回の「もやし」は王子を端的に表した言葉。もやし君がどこまで成長していくのか楽しみ。
5kmを34分で走るのがどのくらいのペースかよくわからなかったので検索したところ、某市民マラソンの5km男性平均タイムが28分。また5kmを35分以内で走り終えた男性ランアーは87%と、多くの人が達成できるタイム。
第3話の走りがひどすぎて速くなったけどまだ一般男性のほとんどが達成できるタイムということで王子のさらなる成長に期待です。
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恋
「風が強く吹いている」4話より
カケルと榊の不穏な空気を察し、何かあれば行くぞとジョー兄弟が立ち上がる場面。それを見た葉菜子がほほを赤らめていましたけど、、もしかして恋愛に発展するんですか?
王子
「風が強く吹いている」4話より
榊に「こんなレベルと一緒で」と言われ何も返せないカケル。竹青壮のメンバーもこの発言には少し思うところがあるようで怪訝な表情を見せています。そんな時倒れていた王子がしゃべり始める。
「だから嫌いなんだ。すぐにレベルだ勝ち負けだ、そういう次元でしか物を語れない。僕は走るのが本当に嫌いだ。だけど人のすることを、とやかく言う人はもっと嫌いだ。この人たちが仲間かどうかよくわからない。けど少なくとも僕を、僕の嗜好を価値をちゃんと認めてくれているんだ。この人たちにレベルの高い低いは存在しない。あるのはそれぞれが誰なのかということだけだ。だから…」
王子の漫画への想い、そして圧倒的成長、からの熱い想い。王子回と言っても差し支えないほどの王子の魅力が溢れていた第4話でした。
カケルの一歩
「風が強く吹いている」4話より
第4話の前半でハイジとカケルが一緒に歩いている場面。この時はハイジが一人で走っていく姿をカケルは立ち止まったまま見つめていましたが、第4話ラストではハイジを含む竹青壮のみんなの背中を眺めつつカケルも一歩前に踏み出していて、カケルの心情の変化が現れているとても良いシーンでした。
竹青壮の面々も少しはやる気を出し始めたけれど、まだまだ全力で向かう感じではない。次回は誰が口説かれるのか楽しみです。
おしまゐ
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