第3話「No Rain, No Rainbow」
「色づく世界の明日から」第3話見ました。今回はその感想。それではいきましょう。
※第3話までのネタバレを含みます。
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勧誘
「色づく世界の明日から」3話より
写真美術部に勧誘される瞳美だが色が見えない世界で生きている私が写真や美術をしてもと感じであまり乗り気ではない。
「色づく世界の明日から」3話より
勧誘されるシーン。ステンドガラスが映し出されるシーンがありましたが、最初は瞳美視点のモノクロな色合いで描かれたステンドガラス。その直後、葵達が見ている色鮮やかな世界で描き出されるステンドガラスはとても強烈なインパクトを与えてきます。
これだけ色鮮やかでインスタ映えにもなりそうなステンドガラスでさえも瞳美にとってはモノクロに見えている。視聴者はこのアニメを色ありで見ているから度々意識から外れてしまうけど瞳美の世界はいつだってモノクロであることを改めて感じさせてくれるシーンでした。
魔法
「色づく世界の明日から」3話より
葵にまた魔法を見せると約束してしまった瞳美。琥珀のお母さんに魔法の使い方を習うも簡単にはいきません。ポッキーを手に持つことによって魔法の力が少し出ましたが、これはいわゆる魔法使いがステッキを使うことと同じ感覚なのでしょうか。
そして熟練した魔法使いはステッキを必要とせず念じれば発動できるということか。魔法について詳しい描写は少なく、瞳美の祖母・琥珀が帰ってきたからまた説明があると期待しておこう。
瞳美の秘密
「色づく世界の明日から」3話より
3話にして葵に色がわからなかったことに気づかれる瞳美。色がわからないことはいずれバレるだろうなと思っていましたが、葵だけが気づくという演出は素晴らしいと思いました。
美術室で瞳美が描いた絵を前に写真美術部が話すシーンがあったのに誰も瞳美の絵について触れなかったのは葵だけが気付くというシーンのためでしょう。その後、プールでの魔法瓶の色を間違えたことによって葵がもしかしてと気づく。普通それだけじゃ気づかないだろうと思うのですが、葵の絵を見せてといったり、日々どういった色使いをしようかと悩んでいる美術部である葵だからこそ気づいたのかもしれない。
第3話ラストでは部長の将がモノクロの写真を撮ることから、それなら瞳美でもできるのではとアドバイスをしてくれる葵。優しすぎか。
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靴下
「色づく世界の明日から」3話より
写真美術部のみんながプール掃除をしている中、私も手伝いますと制服姿で靴下だけを脱いで手伝う瞳美。靴下を脱いで素肌を見せるのは瞳美の心が少し開かれたようにも見えて、写真美術部と瞳美の関係性はまた一歩前進したのが伝わってくる素晴らしいシーン。
この一つの前の場面でフェンス越しで話していたのも、心の壁を演出しているようで、写真美術部に対して壁を作っていた瞳美だったが、その壁を乗り越えて写真美術部の一員となるようなワンシーン。その後、写真美術部に入ると宣伝した瞳美。第3話ラストは全体的にとても素晴らしい演出。
やはり靴下を脱ぐシーンは至高。靴下を脱ぐシーンについては別記事あげていますのでぜひ。
恋愛模様
「色づく世界の明日から」3話より
P.A.WORKSの作品といえばやはり恋愛模様が気になるところ。OPでは将とあさぎ、千草と胡桃が一緒に歩いているシーンが描かれていて、この男女2組が恋愛に発展していてくのと、葵と瞳美なのかなあと勝手に予想しています。
「色づく世界の明日から」3話より
そして第3話。地味な写真美術部を少しでも目立たせようとコスプレをする胡桃を見て千草は「そういう格好すると意外と可愛いですね~」「俺はアリですよ」ともう狙ってんじゃないの?と思わずにはいられないお言葉。千草が写真美術部に出入りし始めたのは胡桃の存在があったからでしょうか。
「色づく世界の明日から」3話より
将とあさぎ。ゾンビの格好をする将を撮るあさぎ。「だって将くん変な格好」と笑うあさぎは天使かな?
その後に将が瞳美を誘っているところでもカメラのシャッターを合わせていますが撮ることはせずただただ眺めているあさぎ。言葉にはしませんが、モヤモヤした気持ちが芽生えているのかな。
葵と瞳美も少しずつではあるけれど距離が近づいてきて彼ら彼女らがどういった物語を紡ぎながら瞳美の世界はどう変化していくのか。第4話も楽しみです。
評価
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先週と評価はあまり変わらず。第3話にして安定したようです。
おしまゐ
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