「二度目の人生を異世界で」のアニメ化が中止に追い込まれた。原因は作者のヘイトスピーチ。ヘイトスピーチをしたんだからこの結果は当たり前という声と、アニメ化中止はさすがにやりすぎなんじゃないかという声、もしくはきちんとここがいけなかったと声明を出してほしいという声などを見かけました。
ヘイトスピーチとはいったいなんなのか。その定義は幅広く「差別的な言動」がヘイトスピーチと呼ばれているそうです。今回の作者も差別的な言動があったためヘイトスピーチだと叩かれアニメ化中止にまでいってしまいました。
ヘイトスピーチについて知っていることが少ないためこの問題をどう見ていこうか考えていたのですが、ヘイトスピーチはさておき、炎上案件について制作側はかなり慎重にならざる得ないということを改めて感じました。
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個人の炎上ならその人が謝罪をするなり社会的制裁によって一応決着の形がとられますが、集団の場合はその人が謝罪しても違う人に飛び火する可能性があります。今回の件についても飛び火しないためにキャスト降板、そしてアニメ化中止にまで発展したのだと思います。
作者のヘイトスピーチはたしかに問題でした。だからといってアニメ化中止はまた別の問題だろうという意見もあります。そういった意見を持って作者とは離れてアニメを見られる人も確かにいます。その反面、作者の意図が反映されていると無理やりつなげて語る人も出てくるでしょう。もしこの炎上案件を引っ張ったままアニメ化をするならもはや原作を改変する必要性もあるかと思いますが、それならもう別の作品でいいじゃないか、ということになるためアニメ化中止の未来しかないのかなって。
日本には「表現の自由」という言葉があります。外国に比べるとその自由は自由すぎるともいわれています。でも今回の件で日本もかなり外国の感覚に近づいてきたのかなと思ったり。一度騒がれてしまった問題を抑え込めず続けるのはハイリスクなだけ。アニメ化中止は仕方ないな・・・と思うのでした。それにしてもアニメ化中止は非常に残念な結果です。
そう考えると某アニメの監督降板で炎上騒ぎが起こったあのタイトルも2期が中止・・・という未来もありうるのかなと思ってしまいますね。アニメの情報が出てないから静かですけど出たらどうなるのか。心配ですね。他国の人がなにか言ってくることもないと思うのでそこまではいかないと思ってますけど…。
おしまゐ。
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