異世界アニメ
≪全話視聴≫した異世界転生・転移・召喚アニメの感想記事です。
作品の紹介順は視聴順。タイトル後ろには放送時期を載せています。
- 異世界アニメ
- 織田信奈の野望(2012年7月~)
- はたらく魔王さま!(2013年4月~)
- ノーゲーム・ノーライフ(2014年4月~)
- この素晴らしい世界に祝福を!(1期2016年1月~,2期2017年1月~)
- 灰と幻想のグリムガル(2016年1月~)
- 異世界食堂(2017年7月~)
- 異世界はスマートフォンとともに。(2017年7月~)
- ナイツ&マジック(2017年7月~)
- Re:ゼロから始める異世界生活(2016年4月~)
- ログ・ホライズン(1期2013年10月~,2期2014年10月~)
- 幼女戦記(2017年1月~)
- まおゆう魔王勇者(2013年1月~)
- GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(1期2015年7月~,2期2016年1月~)
- アウトブレイク・カンパニー(2013年10月~)
- 問題児たちが異世界から来るそうですよ?(2013年1月~)
- オーバーロード(1期2015年7月~,2期2018年1月~,3期2018年7月~)
- 転生したらスライムだった件(2018年10月~)
- 異世界かるてっと(2019年4月~、2020年1月~)
- 盾の勇者の成り上がり(2019年1月~)
- 賢者の孫(2019年4月~)
- ありふれた職業で世界最強(2019年7月~)
- 魔王様、リトライ!(2019年7月~)
- 異世界チート魔術師(2019年7月~)
- 本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません(2019年10月~)
- 慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~(2019年10月~)
- 超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!(2019年10月~)
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織田信奈の野望(2012年7月~)
「異世界」という単語を聞くと、私たちが知らないファンタジーな世界を想像するのですが、この「織田信奈の野望」は、主人公が戦国時代にタイムスリップする話。といっても、タイトルにあるようにそこにいたのは織田信長ではなく織田信奈。
戦国武将たちが女性として登場し、おもしろい作品だったと記憶しています。この時はまだ異世界といった単語はあまり耳にしていなかったな。といっても私がアニメにハマったのがこの頃ですので、仕方ないのかもしれません。
織田信奈の野望で、記憶にあるのは金田朋子さんという強烈な声優を知ったということでしょうか。強気な女性たちを見たい方にはオススメです。
はたらく魔王さま!(2013年4月~)
こちらも、異色の異世界作品。異世界アニメといえば、日本にいる主人公がどこか知らない異世界に行く展開が定番ですが、この「はたらく魔王さま!」は異世界に住む魔王や勇者が、ここ日本の地にやってくる話。
勇者に敗れた魔王が逃げてきた地が日本なのだが、魔王の力は失われ、仕方なくフリーターで食いつなぐ日々。そこへ勇者もやってきて・・・という流れの話で、日本人との交流もあって、異文化コミュニケーションな要素もあって面白い。
勇者や魔王がいるからといって、ガチ戦闘という感じではなく、ただただ毎日を生き抜いていく感じが良かった。たまに魔王や勇者の力を解放して問題を解決するけど、そこが話のスパイスとなって異世界の者であることを再認識させてくれるのも面白い。
ノーゲーム・ノーライフ(2014年4月~)
天才ゲーマーの兄妹、空と白が異世界に飛ばされて、ゲームで勝利を勝ち取っていく話。主人公たちが飛ばされたその異世界はすべてがゲームで決まる世界。天才ゲーマーの名にふさわしく、数々のゲームを二人の頭脳で突破していくのだが、その突破する方法がユニーク。
「ノーゲーム・ノーライフ」は色使いが良く、ゲーム時の幻想的な雰囲気の色合いは見ていて飽きない。
敵が味方になる展開はよくある話ですが、少しずつ主人公の周りに人が集まってくる展開は好きなのでよかった。最終回で明らかになるこの世界の到達点は非常に面白い着眼点だと思い、2期を期待していたのですが、まさかの映画化。
この素晴らしい世界に祝福を!(1期2016年1月~,2期2017年1月~)
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異世界転生アニメと言えば必ず名があがる人気作品「この素晴らしい世界に祝福を!」。主人公のサトウカズマは若くして死んでしまうが、異世界に転生し魔王を倒すため勇者となる。そこに愉快な仲間たちが加わって、、、。
まずなによりタイトルのセンスが抜群。素晴らしい世界と言っておきながら、現実はけっこう残酷で、それでもこの異世界を生き抜いていくカズマ達の姿が愛おしい。
一応転生した目的が「魔王を倒す」なので魔王討伐に向かって物語は進んでいくのだが、基本は毎日をゆるーく生きていく感じで日常的なゆるさが作画にもうまく表現されている。
普通なら作画崩壊と呼ばれてしまうような画も「このすば」にかかればゆるい表現方法になるのがすごい。あと最近の作品の多くは俺TUEEEEだけど「このすば」は強い面もあるけどとにかくみんなポンコツ。
とにかく異世界転生アニメを見たいと思ったらまずこの作品を見てほしい。そんな作品。
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灰と幻想のグリムガル(2016年1月~)
さきに紹介した「この素晴らしい世界に祝福を!」は異世界転生の中でもコメディ要素が強く、なんだかんだ異世界を明るく楽しく、そして上手く生き抜いていますが、この「灰と幻想のグリムガル」は異世界転生の現実を教えてくれる作品。
主人公たちは前世の記憶を持たず、異世界グリムガルで目を覚まします。そこで冒険者となりゴブリンをはじめとするモンスターを退治して生計を立てていくわけですが、ゴブリン一匹を倒すにのにも命がけ。
リアルに異世界転生したらこういった現実が待ち受けているのだろうなと感じさせてくれる作品です。
現実的な異世界転生を見たい方にお勧めです。
異世界食堂(2017年7月~)
異世界転生ではないですが、異世界とつながったとあるレストランの話。正直なところ料理アニメはあまり興味がないのですが、この異世界食堂はレストランにやってくる異世界の住人たちがどういった暮らしの中で、この異世界食堂と出会うかまでのストーリーが非常に面白く、これもまた異世界の住人から見れば、日本のレストランは異なる世界ですので、その異文化コミュニケーションがまた面白い。
異世界の住人たちにも臆することなく接しているレストランのマスターも魅力の一つ。異世界の世界観が好きな方であればハマること間違いなしでしょう。
異世界はスマートフォンとともに。(2017年7月~)
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異世界転生アニメの問題作。とまでは言わないかもしれませんが「スマホ太郎」の名で話題になった作品。異世界にスマートフォン持っていくの面白そう!とリアルタイムで見ていましたが2話切り。後に一挙見しました。
画像にもあるようにヒロインいっぱいのハーレム作品で主人公はモテモテ。さらに俺TUEEEEであっさりと問題解決するのが基本。そもそも異世界に転生する時に神様と出会いますが、普通に会話して現実を受け入れる主人公のメンタルつよすぎる。
とにかく俺TUEEEEの異世界転生といったらこれでしょうね。全く苦労をしらない主人公。いいと思います。原作だとほかにもヒロインがいるようで、どんだけヒロイン登場させてんだと突っ込みを入れたくなります。
ナイツ&マジック(2017年7月~)
ロボットオタクの日本人が、ロボットが存在する異世界に転生してロボット作っちゃう話。良く言えばテンポがよく、悪く言えば展開が早すぎるアニメ。
これも俺TUEEEEで問題を解決することがあります。といっても、主人公は努力家でその努力によって富と栄誉を勝ち取っていく姿はかっこいいので見えない努力が至る所でされているのでしょう。
ロボットの戦闘シーンは迫力があってそこもまた素晴らしい。ロボット×異世界といえばこの「ナイツ&マジック」でしょう。タイトルにあるようにロボットと魔法を組み合わせた技も非常に面白く、2期を期待しています。
難点は途中からOPに入ってくる謎のSEと、話の展開の早さから、ロボットのフィギュア発売のテンポが遅すぎた、ということでしょうか。ただやはり主人公のエル君はかっこいいし可愛いし最高ですね。
Re:ゼロから始める異世界生活(2016年4月~)
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なんの前触れもなく異世界へと飛ばされ、さらに自身が死亡すると時間を巻き戻す能力を得る少年が主人公。いわゆるタイムリープ作品。異世界転生ものとしても、タイムリープものとしても面白い。そして魅力溢れるキャラクター達。
異世界の世界観、設定も素晴らしく、人気出ないわけがないと思える作品。死ぬことによって時間が巻き戻る能力は、「死」と「生」を強く意識させてくるため、途中主人公は心を閉ざしたり、逆に自暴自棄になったりと主人公が葛藤する回は絶望的でどう展開していくのか気になりました。
死なないと時間を戻せないことによる、精神的なショックから立ち直る姿は必見。
今作品は視聴する前からレムというキャラがかなり人気という話を聞いていましたが、作品を視聴すると確かにレムが人気になる理由がわかります。
異世界アニメの中でも非常に評価が高く、2クールとボリュームがあるのでオススメです。
ログ・ホライズン(1期2013年10月~,2期2014年10月~)
気付いたら自身がプレイしていたゲームによく似た世界へと飛ばされ、その地で生き抜く物語。この「ログ・ホライズン」の面白いところは「死」がないこと。仮にHPが0になって死んでも生き返ります。いわゆるリスポーン機能つき。
ゲームでは当たり前のシステムがこの異世界でも適用され、何度死んでも生き返る。「死」を奪われたことにより、「生」をないがしろにする人の姿も作品では描かれていて「生」について考えさせられる作品かも。
死がないという特徴の他に、ゲームの世界には必ずいるモブが大地人と呼ばれ、この異世界に飛ばされてきたプレイヤーを冒険者と呼ぶのも面白い。冒険者同士の対立はもちろん、冒険者と大地人との対立も描かれ、独特な世界観をより一層魅力あふれる世界にしてくれています。1期2期合わせて50話と超大作ですので時間がある方にお勧めしたい。
幼女戦記(2017年1月~)
「異世界はスマートフォンとともに。」や「ナイツ&マジック」と同時期に放送されていた「幼女戦記」。「ナイツ&マジック」と同じく、異世界に転生する話で、主人公が俺TUEEEであったり、容姿が幼い、魔法がある点など似ているところもちらほら。といってもストーリーや世界観はだいぶ異なり、戦時下の中、幼女が無双する物語です。
異世界に転生させられるまでの話もまた興味深く、神が出てきます。あれ、「異世界はスマートフォンとともに。」でも神様いたような。この3作品が同時期に放送されていたことを考えると、異世界転生は一つのジャンルとして確立してきているということでしょうか。
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まおゆう魔王勇者(2013年1月~)
原作者は「ログ・ホライズン」と同じ人。
「ログ・ホライズン」と同じく、異世界をどう経済的に回していくのかを考える話が主流で、著者の得意分野が伺えます。
この作品の魅力はキャラクターに個人名がないこと。魔王、勇者、女騎士など作品の中での肩書の名で呼ばれていて非常に独特。アニメとしては詰め込み過ぎた感があったかなという印象。展開が早くて少し理解が追いつきませんでした。「ログホライズン」が好きな方にはおすすめ。
GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(1期2015年7月~,2期2016年1月~)
GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えりのアニメ見放題 | dアニメストア
自衛隊という単語が入っていて食わず嫌いならぬ見ず嫌いなところがありましたが、異世界ものと知ったので見ることに。そしたら面白いのなんのって。物語は銀座に異世界へ通ずるゲートが開かれるところから始まります。
ゲートからは異世界のものたちがやってきますが、それを自衛隊が撃退。そうして自衛隊は自らゲートの向こう側へと調査に行くのですが、自衛隊の圧倒的な戦力で敵を一掃していくシーンは爽快感。
魔法がある世界で魔法を使わない敵たちに不自然さを感じないこともないですが、自衛隊が最強であるためには必要なところか。ヒロインたちもキャラクター性も魅力的で、彼女たちが東京にやってくるところも面白い。特に国会でのやりとりは笑ってしまいました。
自衛隊がドラゴンを圧倒する話も迫力満点で、まあ実際こんなうまくはいかないだろうと思うけど訓練された自衛隊ならもしくは?と思っちゃうので、自衛隊のリアルな姿がよく描かれているのかもしれません。
アウトブレイク・カンパニー(2013年10月~)
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異世界に行って日本のオタク文化を流行らせるアニメ。この「アウトブレイク・カンパニー」にも自衛隊が登場しますが、補佐的なポジションで主人公はオタクで引きこもりでいわゆる陰キャと呼ばれる存在。
ヒロイン達はメイドや皇帝陛下、そして獣耳絵師など。異世界の文化はよくわかりませんが、異世界にオタク文化を広ませていくまでの話は面白い。最終回はオリジナルストーリーなのか知らないけれど無理やりな感じがしました。
問題児たちが異世界から来るそうですよ?(2013年1月~)
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主人公たちは異世界に呼び出される。そして黒うさぎにゲームに誘われる。黒うさぎが所属するコミュニティの名は「ノーネーム」。異世界、ゲーム、ノーネーム。どこかで似たようなキーワードだな? と思っていたのですが、「ノーゲーム・ノーライフ」より先にアニメ化されていて驚き。どちらも魅力あふれる作品であることは変わりなし。
「ノーゲーム・ノーライフ」はゲーム色強めで頭脳戦が主でしたが、こちらは戦闘色が強め。主人公のパワーがどこから来ているのか謎すぎて最後まで結局力が謎でまじ何者?と思いました。黒うさぎはとても魅力的なキャラクターだと思うのですが、他のキャラクターの色が弱いのか、物足りなさを感じました。
オーバーロード(1期2015年7月~,2期2018年1月~,3期2018年7月~)
MMORPGで使用していたキャラクターで異世界に転移する作品。主人公自身も強いが、一緒に転移した自我をもったNPCキャラクター達も強く、その圧倒的な強さで異世界を無双していく作品。
ダークヒーロー的要素も持っている作品で、異世界の住人たちが主人公の圧倒的な強さに敗北する姿は残酷でもある。
2018年には2期、3期を放送し、異世界アニメの中では長期作品。
転生したらスライムだった件(2018年10月~)
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主人公がスライムに転生する話。スライムに転生しますが、キービジュアルの真ん中に描かれている通り、人の姿を獲得するのでスライムとしての能力が使えるといった感じで捉えると期待外れはしないかもしれない。
スライムは最弱の印象を受けますが、主人公の能力によってさまざまな能力を獲得していき、結果的に俺TUEEEEになる。ゴブリンを従えて村を作るところから始まりますが、そうした村が発展していくのも転スラの魅力。
異世界に転生、転移した人は主人公以外にもいることによって広がる話も面白い。
2期が決定していて今後も目が離せない作品。
異世界かるてっと(2019年4月~、2020年1月~)
このすば、リゼロ、幼女戦記、オーバーロード4作品がクロスオーバーしたアニメーション。
異世界に転生、転移した主人公他多くのキャラクターが別世界へとやってきた学校生活を送るコメディ作品。各作品のキャラクターが作品の垣根を越えてやり取りする姿は新鮮。
4作品すべてを見ている人なら楽しめること間違いなしの作品です。
盾の勇者の成り上がり(2019年1月~)
盾の勇者の成り上がり | アニメ動画見放題 | dアニメストア
勇者として異世界転移させられた主人公が、仲間に裏切られ金も信頼も地位も奪われ底辺の状況から這い上がる作品。
勇者は主人公以外にも3人いるが、他の勇者たちの性格が残念過ぎて見ていてイライラすることもあったが、成り上がっていく様は面白い。
最近の異世界アニメは俺TUEEEEが主流な中、盾しか扱えない勇者が信じられる仲間と共に命がけの戦闘を繰り広げる姿は、緊張感があって良い。
賢者の孫(2019年4月~)
主人公は魔法がある異世界に転生。赤ちゃんの頃に前世の記憶を取り戻し、幼少期から前世の記憶を頼りに魔法の習得をし、異世界で賢者と呼ばれるお爺さんもびっくりな急成長を遂げる主人公がやりたい放題する話。
典型的な俺TUEEE作品でもあるが、学園の仲間も一緒に強くなっていくので基本的に無双状態。
Vtuberが踊りだす謎の特殊EDには戸惑った。1クールで構成がうまくいかなかったのか、少しテンポの悪さを感じたけれど面白かった。
ありふれた職業で世界最強(2019年7月~)
©白米良・オーバーラップ/ありふれた製作委員会
「錬成」というありふれた職業で最強になる話。最強の名にふさわしく主人公ハジメはどんどん強くなっていく。最初は根暗な性格だったが、過酷な環境に置かれたことで性格が残虐非道になっていく様は主人公がいかに大変な想いをしたかがよくわかる。
ヒロインが主人公におちていく過程はアニメ版ではテンポ重視なのかスムーズすぎる気もする。続編が決定しているので2期にも期待。
魔王様、リトライ!(2019年7月~)
© 神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会
昨今の超絶クオリティ作画アニメに抗うがのごとく、作品全体のチープさがたまらない「魔王様、リトライ!」。作画がおかしい場合に作画崩壊といった言葉が使われるが、この魔王様は作画崩壊という言葉は似合わない。きちんと丁寧に描かれている。それなのにチープな印象が随所に散りばめられている。
作画、音楽、背景といった全体的に安っぽい作りに感じてしまう魔王様だが、それを補うのが声優陣の演技力。魔王様の声は津田健次郎。津田さんの演技力によってこの作品はとても素晴らしい作品に仕上がっている。
最終回のラスト、「続け!!」という想いからも制作会社の熱い想いが伝わってきます。2期お願いします!!!
異世界チート魔術師(2019年7月~)
©2019 内田健/主婦の友インフォス・KADOKAWA/「異世界チート魔術師」製作委員会
幼馴染と一緒に異世界に転移する話。幼馴染と一緒に転生したことでラブコメ要素は薄い。タイトルに「チート」とあるように無双系。全話視聴したはずなのに印象が薄い。
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません(2019年10月~)
©香月美夜・TOブックス/本好きの下剋上製作委員会
第1話から作画に不安を覚え「3話切りしそう」と思っていたが、話の面白さはピカイチで後半は作画も安定していて面白かった「本好きの下克上」。
虚弱体質なマインという身体に転生憑依した主人公は本が大好き。しかし転生した世界では本は貴重で普通の暮らしでは手に入らない。そんな主人公がマインとなり本を手に入れるために少しずつ少しずつ前に進んでいく話はとても丁寧な作りとなっている。
2020年4月現在、第2期が放送中だが新たな環境でも前に進み続けるマインの姿には勇気をもらえる。
異世界転生といえば俺TUEEEの戦闘作品が多いが、本好きの下克上は文学作品。異世界と文学を繋げる架け橋のような作品で文学好きの人にも異世界好きの人にもおすすめしたい。
慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~(2019年10月~)
©土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会
異世界作品は転生転移した人物が主人公でその主人公の視点で描かれることが多いが、この「慎重勇者」は、転生転移をさせる女神の視点で描かれる。
そして召喚した勇者は強いくせしてとにかく慎重。そんな慎重勇者が異世界を救うために奮闘していく作品。
慎重勇者はこのすばと同じく「コメディ色」が強い。女神アステの顔芸や声を担当した豊崎愛生の演技には毎回笑いなしに見ることはできない。
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!(2019年10月~)
©海空りく・SBクリエイティブ/「超余裕!」製作委員会
超人高校生たちが異世界に転移して生き抜く作品(そのまま)。略称は超余裕。超人的な能力の定番は医師や剣豪、発明家だが、主人公の司は政治家であり高校生で首相というぶっ飛んだキャラクター。この首相というカリスマ性によって、個性が強い超人高校生たちはまとめ上げる。
最初見た時は高校生で首相って!と思ったが、首相ぐらいにならないと彼ら彼女らをまとめることはできないのだと作品を見て気づいた。
このほかに実業家やマジシャン、ジャーナリストがいるが忍者の如く情報を仕入れてくるジャーナリストの忍のキャラクターがとても好き。
異世界に転生すると魔法を使ったりする作品が多い中、超人高校生では魔法は使わず現代武器を作り上げて戦うスタイルは自衛隊のゲートみたいな雰囲気もあって面白い。
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