2017年1月10日深夜1時35分。そのアニメは始まった。
第一話のニコニコ生放送のアンケート結果は散々で、1.とてもよかったは41.3%だった。1話の冒頭5分で切る人が続出するぐらい多くの視聴者は目新しい作品に興味を示さなかった。
しかし2月1日4話放送後から「けものフレンズ」は多くの注目を浴び始めた。私もこの時にけものフレンズを1話から見始めた。
その後も大きく話題となったけものフレンズは覇権アニメとして大流行。迎えた3月28日深夜の12話最終回。その12話ニコニコ生放送アンケートは1.とてもよかったは98.2%を記録した。
最終回を無事に迎えるも、けもフレ難民が続出。だがその1週間後。たつき監督は12.1話をニコニコ動画、YouTubeに投稿した。
アニメ放送終了後もその話題が衰えることはなく、4月22日から6月25日にかけてけものフレンズは東武動物公園とコラボをし、けものフレンズのキャラクターパネルが数多く展示された。特にフンボルトペンギンのグレープくんが「フルル」のパネルの前に立つ続ける姿が話題となり、コラボが終わった後もパネルは残り続けた。しかし、そんなグレープくんは10月12日、天国へと旅立った。
7月26日。公式ガイドブック5巻の帯にて2期の制作決定が発表された。そしてけものフレンズは今年、多くの作品とコラボをし、短編動画もいくつか投稿した。
まずはJRAとのコラボ。8月8日には「けいばじょう」が公開された。その後「どん兵衛」ともコラボ。9月19日には「ふっくら」が公開された。しかし9月25日。たつき監督から一件のつぶやきがツイートされた。
突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました。ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです。すみません、僕もとても残念です
— たつき/irodori (@irodori7) 2017年9月25日
この騒動に対し、KADOKAWA代表取締役専務執行役員の井上伸一郎氏が10月3日、言及、ヤオヨロズ代表もツイートし、話し合いが行われることが発表。
「けものフレンズ」の件につきまして、KADOKAWAは製作委員会の一出資企業にすぎないことから今まで発言を控えていました。私としても「けものフレンズ」におけるたつき監督の功績は大いに認めております。(1/4)
— 井上伸一郎 (@HP0128) 2017年10月3日
ファンの皆様にお伝えする事が遅くなりまして大変申し訳ございませんでした。
— 福原慶匡 (@fukuhara_ystd) 2017年10月3日
影響の大きさを鑑みて発表の方法に関して協議しておりました。
発表を受けて川上社長、井上専務が迅速にヒアリングして下さり今回の発表に至った事を感謝しています。(1/2)
しかし、12月27日。その結果が知らされた。
今回はお騒がせをしまして誠に申し訳ございませんでした、皆様を不安にさせてしまった事をお詫び致します。最終的な報告になりますが、2期を外れる事に関しては覆りませんでした。井上専務と共に皆様のご期待に応える為、精一杯取り組んで参りましたが、力及ばず大変申し訳ございませんでした。
— 福原慶匡 (@fukuhara_ystd) 2017年12月27日
2017年1月に放送が開始された「けものフレンズ」。多くのグッズが発売され、舞台化までした「けものフレンズ」。アニメ2期がどういった形になるのかまだわからないけれど、アニメ「けものフレンズ」においてたつき監督の存在が大きいことは確かだ。たつき監督をはじめ、ヤオヨロズが関与しないアニメ「けものフレンズ」をどう見ればいいのか私にはまだ分からない。とにかく、2017年という一年でアニメ「けものフレンズ」は大流行、そして終焉を迎えた。そんな気がする。
2期、どうなるのだろう・・・。