フリップフラッパーズ3話を見ました。
結論からいうとパロディ回。ということで、パロディをまとめてみることに。いろいろと検索してみると、私が知らないパロディも数多くありました。順番に見ていきましょう
マッドマックス
①
パピカが迷い込んだ村に敵が攻め込んでくるシーン。人が棒にはりつけにされています。この宇宙船の下にはバイクやら車やらボートやら色々な乗り物が描かれています。この場面を含めた一連のシーンがマッドマックスに酷似しています。
© 2014 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED/MADな車とメイキング満載の特別映像公開/『マッドマックス 怒りのデス・ロード』公式サイト
視聴後の検索でマッドマックスのパロディであることを知りましたが、わりと似ていますね。ところで、どうして棒に人をくくりつけているのでしょうか。仲間ではないのだろうか?そこのところはよくわかりません。
北斗の拳
②
引き続きマッドマックス感もありますが、北斗の拳の世紀末感も出てきます。また、仮面に操られたココナは「げんむしんけん」なるものを使うようで、北斗の拳っぽい。
③
ご丁寧に砂漠の村の村長が「あれは・・・げんむしんけん」などと説明してくれます。
(C)武論尊・原哲夫/NSP・東映アニメーション 1987, 版権許諾証TH-116/北斗の拳 1話より
北斗神拳と"げんむしんけん"。どちらが強いのか。ちなみにこの"げんむしんけん"の漢字表記はどうなっているのでしょう。ネット配信だと字幕ONができないため、字幕でどう表記されているかもわからないのが難点です。
ドラゴンボール
④
パピカVS仮面ココナ のシーン。パピカは気合が入ると髪色が変化するようで、それがまた青色。もしかして色もDBをを意識していたのでしょうか。鮮やかな青ってなかなか見ないですものね。そもそもパピカの通常時の髪色が赤なのに変身したら青ってどうなのよ?
©バードスタジオ/集英社 ©「2015 ドラゴンボールZ」製作委員会/映画「ドラゴンボールZ 復活の『F』」林田プロデューサーに聞く|『Yomerumo』/劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』
スケバン刑事
⑤
パピカは無事に仮面を壊すことに成功し、ココナは正気を取り戻す。この仮面もパロディだったようで、パロディ元はなんとスケバン刑事。これも私は知らなくて、検索によって知りました。仮面が割られ、邪悪な気が取り払われた仮面の元がこちら。
⑥
では、パロディ元となったスケバン刑事に登場する仮面を見てみましょう。
びっくりぱちんこ スケバン刑事 | KYORAKU/鉄仮面 – D's note
完全に一致。どうしてスケバン刑事では仮面を被っているのやら。
セーラームーン
⑦
ココナの正気を取り戻したのもつかの間、新たな敵が現れパピカとココナは襲われる。しかし、芋を食ってふかっつしたパピカをココナと一緒に変身するのであった・・・。
その変身シーンが上の画である。非常に既視感あるなと思っていて、セーラームーンに似ているなと思ったので、探してきました。その似ているなと思ったのがこちら。
©武内直子・PNP・講談社・東映アニメーション/美少女戦士セーラームーン20周年プロジェクト公式サイト/美少女戦士セーラームーンCrystal 第3期<デス・バスターズ編>27話より
映像を探している時にこの変身シーンより、胸にアイテムを当てて変身するシーンのほうが似ているかもと思いましたが、こちらのほうがエロティックで神秘的な感じがしたので、変えずにこの羽ばたく姿を紹介しました。そしてパピカとココナは見事に変身するのですが、決めポーズがまたまたパロディっぽいのですね。はい。
プリキュア
⑧
変身したパピカの決めポーズ。 よくあるプリキュアの変身ポーズですね。このポーズに類似したプリキュアを探してきました。
(C)東映アニメーション/Yes!プリキュア5GoGo!1話より
Yes!プリキュア5GoGo!のキュアドリーム。画質には触れないで。プリキュアのポーズを検索したら、歴代のプリキュアポーズを考察されている方がいたので助かりました※1。
なにがなんだかわからない状態で変身とか言われたのでよくわからないのですが、この作品は1話から考えるな、感じろと言われていたので、今回も感じることでどうにか3話をかみ砕いております。
戦隊モノ
⑨
どうしてこの場面になったかの説明をするのがそろそろきつくなってくる頃合いです。というか急にブキを生み出して合体技しだすのだから話の流れを説明できません。疾走感が凄まじい戦闘で見ていたときはおおかっこいいぐらいの感覚でしたが、よくよく考えると戦隊モノの合体技のパロディなのかという感じ。まあほぼココナが支えているし、パピカはエネルギーをチャージしていただけのよう。この二人の合体技によって敵を倒した・・・。
必殺仕事人
⑩
敵を倒したはずが、まだ息の根が止まっておらず2人に襲い掛かる。そこに突然登場する3人組。その一人が糸らしきもので敵をぶっ倒すシーン。もうなにがなんだかわからなくて、映画を見ているような感覚。これが地上波で流れているというところに感動すら覚えます。作画も一枚一枚きれいで制作スタッフほんとうに大丈夫ですかと心配になる。6話あたりで話の流れを整頓するために総集編とか言わないでね?
このシーンは言わずもがな必殺仕事人でしょう。なかなかいい参考画像がなかったので気になる方は必殺仕事人見てみてね。
まとめ
いかがでしたか。マッドマックス、北斗の拳、ドラゴンボール、スケバン刑事、セーラームーン、プリキュア、戦隊モノ、必殺仕事人。こうしたパロディを見てきたわけだけど、ツイッターで見かけたこんなつぶやきに心を打たれました。
フリップフラッパーズ。パロディ回だけど、「からっぽ。何にもない。」というセリフが意味深でした。
— 香川に行ったあんすこむたん(旧でりだん) (@deyidan) 2016年10月21日
「からっぽ。何にもない。」敵がココナに言うセリフですが、これだけのパロディをぶっこんでおいて、オリジナリティは?ということを突いています。しかし、この作品はオリジナリティに溢れている。考えてもわからないことだらけのピュアイリュージョン。今後もさらなる不思議が私たちを待ち受けているだろう。そしてまたこう思うのだ。考えるな、感じろ。
フリップフラッパーズ第4話。期待です。
追記:ほかにもキルラキル、星矢、東京ミュウミュウのパロディがあるみたいですが、私にはどのシーンのことを言っているのか、さっぱりです。
追記2:「げんむしんけん」ですが、「ドランク・モンキー/酔拳」と同じ演舞型らしいです。
※画像①~⑩/©FliFla Project